見出し画像

搾乳器が全然見つからないし、エレベーターの乗るのもひと苦労

先日、オーストラリアで出産をした友人(日本人)が久々に帰国するということで、帰国日に会うことに。彼女は子供を連れて日本にくるのは初めてのことでした。


搾乳器ってなんですか?

不運なことに、帰国寸前に彼女が使っていた搾乳器が壊れてしまったそうで、帰国後搾乳器を探す旅に出たのですが、どこにいけばいいの?状態。

とりあえず調べてみると薬局に売っているらしい。大都会東京、薬局ならたくさんある!

と近くの薬局に駆け込みました。


まさかの3件まわってもなし。


再度調べてみると家電量販店にあるらしい。

そして、家電量販店にいくと、「さ、さくにゅうき….??たしか○階ですね」といった様子で案内されるも全然ない。。。

ちょっと詳しそうな店員さんに再度きいてみると、百貨店になら置いておると思うと言われ、え?ないの?とてんやわんや。

搾乳器を使う人が少ないのか、ただの意地悪か


今まで搾乳器だけでなく、ママが必要なものを買い求めたことがなかったので気が付かなかったのですが、店員さんの知識不足もしかりこんなにも品薄なのか。

今にもおっぱいが張り裂けそうな友人を見て、怒りを通り越して悲しくなりました。

私ごとですが、昔小売企業に勤めていたとき

「◯◯ありますか?」と聞かれて

「わかりません」や「ありません」ということは言ってはいけないという教えがあったので、余計に腹がたつと同時に、よほど売れない商品なんだな。と思いました。


これは私のイメージですが、搾乳器を頻繁に使うのは、子供が飲んでくれなかったり、直接授乳ができないタイミングがある女性が多いと思います。働いていたり、保育園に子供を預けている方など。

日本人女性の出産を経ても就業を継続する割合(育休を利用する場合も含む)はおよそ4割程度。さらに少子化社会もかなり加速して、子供をもつ人自体が激減していればたしかに売れないよな〜と。

せめて少なくてもいいから品揃えがあってほしい!とお店に意見したい気持ちもありつつ、本当に売れない商品を置いておけない店舗の気持ちもわかる。

なんだか切ない気持ちになりました。


エレベーターに乗るためにエスカレーターに乗れとは..?

いざ、搾乳器のために百貨店を目の前にするもエスカレーターしか見当たらず、近くにいた案内係の人に尋ねたら、

「エスカレーターを上がったところにエレベーターがございます。」

え???

私たちは、搾乳器を買う本人とその友人で4人いたので、ベビーカーを持ち上げる2人と荷物をもつ1人と子供を抱える母でなんとかなりましたが、これ母ひとりだったらどうすればいいの?

涙がでそうになりました。

今まで、自分では全く気にもならなかった不便さ。

本当に子供を持つ親に不便な世の中(日本だけ?)だなと思いましたが、自分も外出するとき、何気なく横目に見ていたベビーカー、もし見つけて不便なことに困っていたら必ず手を差し伸べようと決めたそんな日でした。


仕組みを変えるのが一番ですが、それを待っているだけでなくせめて自分の周りに優しくしていかなきゃなと心から考えさせれれました。


最後まで読んでくださりありがとうございます!
〜〜〜〜〜〜〜

最後にちょこっと宣伝です
生理期間など、カフェインは控えたいけどカフェインの効果(シャキッと感、やる気スイッチオン、眠気覚ましなど)は欲しい!という方向けに、カフェインレスなのにカフェインと同等の効果が期待できる「エナジーデカフェコーヒー」というコーヒーを開発し、販売をしています。
↓ご興味のある方はぜひチェックしていただけると嬉しいです!↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?