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Instagramでオンラインサロン、社内ラジオ、洗練の味...先週のDearMedia Newsletter [2019.10.15〜10.18]

こんにちは、ディアメディアの味岡です。
先日から、新たに「DearMedia Newsletter」の配信をはじめました。

私が毎朝チェックしている約1,000記事の中から、プロの目線でスクリーニングした「ちょっと気になる情報」「最近話題のニュース」「面白いできごと」などを、感想や考察を添えて毎日メールにてお届けしています。 

先々週の半ばスタートしたばかりにもかかわらず、情報に敏感な広報PRのお仕事をされている方を中心に、想定を上回る方々に配信登録いただいていて、とても嬉しく思っています。

こちらのnoteでも「先週のDearMedia Newsletter」として、ニュースレターの一部をnoteに残していきます。

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Instagramは新しいオンラインサロンプラットフォームになれるのか

Instagramの「親しい友だち」の機能を、まるでオンラインサロンのように使い始めたインフルエンサーがいます。

▼本日のピックアップニュース
‘Close Friends,’ for a Monthly Fee

約94000人のフォロワーを持つ@sighswoon(https://www.instagram.com/sighswoon/)は、400人近くを「親しい友だち」のリストに登録しています。
この400人は本当の友人ではなく、彼女に月3.33ドルを支払い、特別なstoriesを見る権利を獲得した人たちです。

オンラインサロン専用のプラットフォームだけではなく、このように人が集まるSNSでは似たようなことが起こっています。

課金の仕組みがそもそもあるニコニコ動画を使うメンタリスト、
この記事内に言及されているsnapchatを使ってポルノ画像を販売するセクシーモデル、
Youtubeで限定公開された動画を販売するライフスタイルプロデューサー…。

オンラインサロンの発想自体は、もともとeラーニングから発展していきました。
何かを学ぶ、という目的から広まった発信方法が、雑誌のようにだんだんと細分化され、そのコンテンツを楽しむという大きな目的に移っていくことは、それ自体がとても興味深い動きです。

しかし、私がこの記事に興味を引かれた一番の要因は、

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社内ラジオというコミュニケーション

J-WAVEが地上波ラジオの知見を活かして、インターネットラジオコンテンツ市場に参入するそうです。

▼本日のピックアップニュース
J-WAVE、インターネットオーディオ事業の新会社「JAVE」を設立

音声コンテンツ・音声配信関連市場は、地上波系、本系、個人発信系の3つに大きく分けられますが、一番伸びているのが個人発信系のサービスやプラットフォームです。

Podcast、soundcloud、spotify、himarayaなど、アメリカ、中国、ヨーロッパで急成長しているサービスがありますし、日本でもvoicyやradiotalkなどが大型の資金調達を叶えています。

テキストでも動画でもなく、音だけで発信をしていくという手法は、五感に不思議な感覚をもたらすように感じます。
声のトーンだけで感情は伝わるからか、映像や文字から受ける印象よりも、よりダイレクトに「その人の感じ」が伝わってきます。

今回のJ-WAVEのニュースで面白いなと思ったのは、「具体的には、インターネット音声プラットフォーム事業やオリジナル音声コンテンツおよび、企業のブランデッド音声コンテンツの開発をしていく」と書かれていたからです。

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あなたを見つけてもらうための想像力

最近では、マーケティングの担当者のみならず、広報担当者もプレスリリースや自社発信記事、HPの文言などでSEOを意識したものを作る場面が増えていますね。

ブライアン・ディーン氏が設立したSEOトレーニングおよびリンク構築戦略会社BACKLINKOは、SEOに関連した分析記事をたくさん掲載しています。

8月27日に発表された「We Analyzed 5 Million Google Search Results. Here’s What We Learned About Organic CTR (500万件のGoogle検索結果の分析。オーガニックCTRについて学んだこと)」を、SEO japanさんが翻訳し、記事にしてくれています。

▼本日のピックアップニュース
500万の検索結果を分析した結果、自然検索のクリック率についてわかった10の事実

ざっくりまとめると、
・指標としてチェックしておいた方が良いものは「表示順位」。5位以上を目指すこと
・タイトルは質問形式にすること(How,why,what,who,もしくは”?”)
・URLにキーワードを含むこと
・感情的なタイトルをつけること
・タイトルにパワーワードは使わない(「秘密の」「究極の」「強力な」「最高の」)

SEOを考えるとき、このようなTipsももちろん大切なのですが、その前段階の、「誰が」「どのような言葉で」そのページにたどり着くのか?という妄想の方が、より重要だと思います。

Soup Stock Tokyoを作られた遠山正道さんは、最初の企画書として「スープのある日常」というショートストーリーをいくつも考え、それをそのまま提案企画書として利用したそうです。
<参考:スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る( https://amzn.to/2Bd3l7L )>

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みんなでつくる洗練の味

取材で世界中の家庭料理と触れ合ってきたコウケンテツさんが、日本の家庭料理はハイスペックすぎると楽になるコツを教えてくれています。

▼本日のピックアップニュース
日本の家庭料理はハイスペックすぎる。世界の食卓は意外と質素

世界中の食卓の写真が美味しそうで、
そこに集う家族が楽しそうで…。

フランスの「私が輝かないと家族も輝かない」ときっぱり言い切る女性、「苦しみも楽しみも分かち合うのが家族」と笑うラオスの陽気な父親、
「昨日はパパが宅配ピザを呼んでディナーを作ってくれたの♪」と嬉しそうに伝えるママ。

そこには、何を食べるかよりも、「誰と、どんなふうに食べるか」を大切にしている人々がいます。

そんなふうに様々な国のお料理を紹介していきながら、日本の家庭料理を楽にする、5つのコツを教えてくれています。

そして、「ごはんを作らない人の意識改革が必要」と結んでいます。

全体的に素敵な記事なのですが、私が心惹かれたのは、
「少ないバリエーションを繰り返し作る方が味が洗練される。」という一文でした。

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以上、先週のDearMedia Newsletterでした。

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