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モードの世界で

ファッションのことをフランス語ではmode(モードゥ)と言います。
先の投稿の流れで、合計15年間くらいいたファッションの世界でのことを書いてみようかなと思いました。よろしければおつきあいください☆

最初のお仕事は、東京でした。
それまで8年間パリで暮らしていました。語学学校ー大学ー日仏企業にお勤め、そしてOLさんとして3年経った頃、帰国を決意しました。なんとなく、このままでは日本人でなくなってしまいそう、と思ったのと、何よりも、「ファッションの仕事に就きたい。そして、パートナーと出会いたい。」と思うようになりました。なぜだか、フランス人の男性と一緒になってずっとフランスにいる、ということになりたくないと思っていました。良さそうなのに〜? なぜだか今もわかりません笑

帰国して、大好きな、そしておしゃれな叔母とお話ししていると彼女は言うのです。「なおちゃん、今は〇〇〇と言うブランドが人気があるのよ。」
8年前フランスに出発する頃は別のフレンチカジュアルのブランドが好きでした。しかし、新しいもっとカッコいいブランドがあると叔母は言い、そのブランドを私は知りませんでした。フランス発なのに!実は後にバイヤーになって知ることになりますが、日本やアメリカなど海外で有名だけど、自国ではそこまで広まっていないヨーロッパのブランドというのは結構あるのでした。

その2つのブランドでの募集に応募しました。
元々好きだったフレンチカジュアルブランドの会社での面接は、とても古風?で、4人の面接官とお話し、プレス職でも最初2年間はまず販売職ですという説明を受けました。
新しい方のブランドの会社に伺うと、そのブランドを服を自由に着こなした同年代の男女がフランス語でいうノンシャラン、日本語に訳すと、クールな感じっていうのでしょうか、あまり一生懸命に見えない感じで働いていて、ホッとしました。

そのオフィス空間に入って行くと、みなさんクールに立ち働いている中で、一人の男の子が声をかけてくれました。「面接の村山さんですね。ここに座って待っていてくださいね。」

感じのいい人だなぁ〜っと思いました。その後、代官山にあるプレスルームに入った私は、間もなくその社長の右腕であるSさんとお付き合いすることになり、すぐに一緒に暮らし始めました。

なんと、お仕事とパートナーの両方が、一度に見つかってしまったのです。


                                                                   白い犬の13日間のDay5
                       そして乙女座新月の翌日に

続く☆

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キーパーソンで大好きな叔母と。パリでバイヤー時代の一時帰国中に。
(祖母の家で...背景のお洗濯物失礼します;)

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後に立ち上げることになる自分のブランド Laslotの展示会DM


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