新幹線の進化と退化

新幹線の進化と退化。

2年ぶりに、両親の故郷に行くために、新幹線に乗った。
東海道・山陽新幹線である。
国鉄と呼ばれていた頃から、新幹線には乗っている。仕事、両親の帰郷に付き合って、車の納車の帰り道等々。

昔は肘掛けに、小さな灰皿があり喫煙、禁煙が分けられてはいなかった。
現在肘掛けには、電源があり、これを書いている今も接続中である。車内にはwi-fiも飛んでおり快適に過ごせる。

足元も、普通に座って膝から40センチも間隔があり、普段LCCの飛行機に乗っている私からしたら、グリーン車かファーストクラスである。

スピードも上がり、15時半に東京を出ると、小倉に20時10分には到着する。

ただ、残念な点が1つだけある。車内販売が何を思ったのか、10号車と8号車の間のみなのである。コーヒーも、固いアイスも、13号車に乗った私には遠くのコンビニである。「お姉さん、コーヒー」と言って、ポケットのパチンコ玉を出せないのだ。

これは、食堂車が消え、車内販売だけになり、ほぼ動かないのは、明らかに退化であり、怠慢である。言いすぎた。効率化なのであろう。

空港に行き、飛行機を待ち、飛行機に乗り、空港から移動すると、新幹線と変わらない地域は、たくさんある。

寝台列車もなくなり、旅を楽しむ人々が、高級な寝台列車で旅を楽しんでいる。
JRさん、もっと市場調査を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?