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いじめの根源



{2021.12.12の記事}

[何故いじめが産まれるのか]という問題点の元凶を垣間見たので、書こうと思います。


小学校高学年~中学生の頃、私はいじめる側もいじめられる側も経験しました。

どちらも経験したからこそ余計に[いじめはなぜ起こるのか]という部分が結構気になっていました。

人間に限らず、多くの動物はストレス過多な環境(特に狭い空間など)に置かれると、弱い個体をいじめるようです。

と、いうことは、"いじめ"という行為はとても動物的で、知性の無い行動ということだと思いませんか?

私はそう思います。

だから、高校生以降は
『いじめるという行為は恥ずかしいことだ。』と考えるようになりました。


かつて私はいじめられたと言っても、幸い暴力などはありませんでした。

ただ、小さい持ち物を捨てられたり、机に悪口を書かれるなど、陰湿なものばかりでした。

大人になってからも、職場で嫌味を言われたり、姑息な嫌がらせをちょこちょこと受けることがありました。

そんな感じなので、
「あの人にこういうことをされました。」
と誰に訴えることも出来ませんでしたし、言い返したり、嫌がらせをする当人に詰め寄ることも出来ませんでした。

他人にバレないレベルの地味に嫌なことをされる、という感じなので私も
・気にしない
・相手にしない
・距離をおく

などが、せいぜい出来た反抗です。

繊細な私の内心でしたが、いちいち反応していては心が持ちませんので、何も気にしていないフリ、強気に
「それがどうしたの?」
といった態度を取り続ける他方法がありませんでした。


で、何故自分がこんなにも"地味な嫌がらせ"を受けるのか、理解出来なかったんですよ。

黙っていても目立ってしまうタイプではあったんですけど、直接関わった訳でもない相手から勝手に嫌われて…というケースも多かったので。

とりあえず、その内嫌がらせなどは受けなくなりました。

それか、私が嫌がらせを嫌がらせだと認識しなくなった部分もあったと思います。

陰湿な嫌がらせというのは低レベルな物なので、私が大人になるにつれ、気にならなくなったのでしょう。


そんないじめ・嫌がらせが何故私に降りかかっていたのか、今更になって片鱗が見えたのです。

結論から申し上げますと、元凶は母でした。

私の実の母。。。私は完全に毒母認定しておりますが、外面良し子様でいらっしゃるので、彼女自身は友人が多いタイプです。

父方の祖父母と同居だったことで、私が子供の頃から彼女のストレスは多かったようです。

そのストレスの八つ当たり先は全て私でした。

しかも、父親や祖父母に分からないレベルの地味ないじめをされていました。

のびのび生きている私に対して、僻み・嫉妬から嫌味も言われ続けてきました。


現在でも息をするように嫌味は言われますし、嫌がらせと言って良いかどうかすら微妙な嫌がらせもされます。

普段は完全に無視して、私は私のペースで勝手に生きているのですが、本日どうにもこうにもイライラしてしまう事案が起こったんですよ。

あまりにもしょうもないことなので、詳細は書きませんが。

そうして悶々と考えていた時にハッとしたんです。

私の無意識には
『自分はいじめられるのが当たり前な存在なんだ。』と刷り込まれていたんだ!

ということに気付きました。


母自身、私をいじめている自覚も、嫌味を言っている自覚も、嫌がらせをしている自覚もありません。

無意識に私を攻撃しています。

それを小さい頃から受けてきた私の無意識に、[私は相手の心のサンドバッグである]という勘違いがプログラミングされていたのでは!?
と、今更になって気付きました。

実の子に何てプログラミングをするんだ!

という怒りもあれど、一旦置いておきまして…

これ、案外重要な問題じゃない?!

と思ったので書いてみたんです。


【引き寄せの法則】という言い方をすると、一気に胡散臭くなりますかね?分かりませんが、地球で生きる上で私たちは、
[自分が意識した世界]を生み出しています。

ネガティブなことばかり考えていれば、ネガティブな現象を引き寄せるし

ポジティブなことばかり考えていれば、ポジティブな現象を引き寄せます。

音叉の実験を覚えていますか?

同じ音叉を2つ用意して、片方を鳴らした後、無理矢理音を止めるともう一方の音叉が鳴るというものです。

この実験の通り、物理的に同じ周波数同士は共鳴したり、引き合ったりする、これが引き寄せの法則の原理です。

このことからも、
[自分はいじめられる存在である]という周波数が、いじめられる現象を引き寄せてしまうということが言えてしまいます。

なんてこった!


引き寄せの法則って、成功させるために若干コツが必要だったり、私も100%の精度で引き寄せたことが無いので、ある意味安心ですが

私は完全にいじめ・嫌がらせを引き寄せてたわ!

と、納得してしまったんです。

本当、子供の心・頭って柔軟ですし、スポンジの如く何でも吸収しちゃうじゃないですか。

「何て内容をインプットしてくれたんだよ!」

と、かなり許し難いです…


私がそうやって、親からの無意識の洗脳によって、いじめを引き寄せていたということは、世の中の一定数は、私と同じように[彼らの家族にいじめられている]ことが引き金となって、学校や職場でいじめを受けている、ということになります。

怖くないですか?

いじめられて、自殺した…という悲しい話がたまにありますよね。

そりゃ、家でもいじめられるわ学校(職場)でもいじめられるわ、だと、辛すぎて耐えれねーよ!

って思いません?

私は中学時代、正にそれだったので、気持ちめっちゃ分かります。

私の場合、ストレスが酷過ぎて将来の進路選択をミスりにミスった結果の今を歩んでます!ジーザス!


で、私の母もそうなんですけど、当人はいじめてる、嫌味を言ってる、嫌がらせをしてるって意識無いんですよ。

無自覚に酷いことやってるんですよ。

罪深過ぎません?

ダメだと思いません?そういうの。

私はですね…

いじめとか嫌がらせするのも勿論良くないとは思うんですけど、根本的に[自分の発言・行動に自覚が無い]ということを根絶して欲しいなって思うんです。

自分の発言と行動に自覚と責任持って生きてたら、無意識に他人傷付けるとか、あり得ないでしょ。

って、すっごく思うんです。

だから、[自分で考えようとしない・考えて発言しない ]って人に対して嫌悪感抱いちゃうんですよね。

[自覚しない]という怠惰、いじめの温床です。


現在、いじめを受けてる方。

あなたは悪く無いという事実に気付いてください。

[自分はいじめられて然るべき]という、無意識に刷り込まれた勘違いに気付いてください。

[いじめられることが当然だ]という周波数から、私と一緒に脱け出しましょう!

多くの人が[自分は大切にされるべき存在である]という周波数に乗っかれることを私は祈っています。


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