判断軸を、自分の「心」に置こう。
10/1というのは、僕らコーヒーに携わるものにとって特別な日だ。
なぜなら、この日は「コーヒーの日」だからだ。
そういえば、去年の10/1はどう過ごしていたのだろうと気になり、Google Photoを見返した。コーヒーのイベントやら色々と仕掛けていたなぁ。
去年ももちろん特別な一年だった。
会社を辞めコーヒーの道に進むと決め、お金の許す限り自由気ままに日本のコーヒーを研究し楽しんでいた。
でも去年の10/1と今年のそれとは、当たり前だが全く違う。
場所も人も時間もお金も、何から何まで変わった。
それがよかったかどうか、なんて振り返るのは時期尚早な気もする。
でも時々不安になる時があるのだ。
去年の自分と比べて、成長できているのだろうか。
成長、と言っても何を軸にするかで全く変わってくるだろう。
去年よりもお金を稼げているか。いい評価を沢山もらえたか。フォロワーを多く増やせたか。昇格したか。
そういった客観的な数値を成長の判断軸に据え置くとしたら、正直ほぼ成長していないだろう。
ただ、目に見えない、数値では表現できない、「心」を判断軸とするならば、僕は少なからず成長している、と思う。
客観的、という言葉は、時に自分を苦しめる。
数値がまさにそうで、それが他人との比較対象となってしまう。
それがいい評価になったりやる気を引き起こすこともあれば、妬みに変わることもある。僕らはこの数値に、ひどく踊らされている。
成長の本質は、そこではないと思いたい。判断軸を客観的な部分に置くのではなく、自分の「心」に置こう。
去年よりも自分の「心」は豊かになっているだろうか、余裕をもてているだろうか、より広い視野で物事を見れているだろうか、人に優しくできているだろうか、楽しいだろうか。
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