かになやまされる

昨日の朝、朝食の支度をしていたら蚊がふんわ〜〜り飛んできた。

我が家は蚊を見つけたらアースジェットで抹殺することにしている。
すぐにアースジェットを取りにいき、ふんわり漂う蚊を追い詰めてプシューーー！！っとやった。

蚊は「ひゃぁ〜〜〜〜」とでも言うようによろよろと床に落ちていった。

が、その後どこにいったのかわからない。
キッチンの隅に落ちた所を見たのに、次の瞬間いなくなった。

ん〜〜
多分棚の下とか裏に落ちたんだな。私の勝ち。

と思っていたのだけど、あれは昨夜のことじゃった。

眠りに落ちた深夜1時ごろ、なんだか足がかゆい。
（まさか、あいついないよね？気のせいだよね。）
と思って再び寝に入ると今度は手の甲にチクッと感じた。
（いるな。あいつやっぱりいる。）
そう思った時に夫がお腹をぼりぼりと掻き出した。
（やっぱりいる！！！）

ガバッと起きてアースジェットを握る。
夫も起きる。

暗闇の中スマホのライトを照らしてこの部屋のどこかにいる「あいつ」を探す。

どんなに眠くたって夢を見ていたって、蚊にもらった痒みでパチっと目が覚める。
どんだけ〜〜！？と思うわ。

深夜の寝室で数分、神経を研ぎ澄ませて「あいつ」を探していたら、フッと現れたのは夫の目の前。

バチーーーーン！！

と一発かましたのに、あいつはスル〜〜っとすり抜けていった。

結局それからもう一度対峙するタイミングがあったのだけど、その時噴射したアースジェットはガスの勢いがやや弱く、、、
ヒットしたはずなんだけど、やっぱり落ちているのが探せない。

勝利を信じてもう寝ようよ。
きっとどこかに落ちてるよ。

そう言って寝てから起きるまで再び刺されることはなかった。

が、先ほどリビングの窓にふんわ〜〜りふわふわ漂うあいつを見かけたのだ。

まだいるのか。
まだいるの蚊〜〜〜〜！！

新しいアースジェットを買ってこよう。
今年は蚊との戦いが長くなりそうだ。