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【4/5 #日めくりクラシック音楽 】今日はベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 初演日(1803年)

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1803年4月5日に初演日を迎えたドイツの作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノ協奏曲第3番をご紹介します。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとは?

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)は、ドイツの作曲家。ボンの宮廷楽団歌手の子に生まれ,才能をあてにした酒飲みの父にピアノを学ぶ。

のちボン宮廷のオルガン奏者C.G.ネーフェ〔1748-1798〕に作曲を師事し,J.S.バッハ,C.P.E.バッハらの音楽様式を修得。1782年には最初の作品を書いた。

宮廷楽団でビオラ奏者として活動したのち1792年ウィーンに出,F.J.ハイドン,J.G.アルブレヒツベルガー〔1736-1809〕,サリエリらに学び,以後は他に職をもたず作曲とピアノ演奏に専心。

《ピアノ協奏曲第1番》(1794年−1795年,改訂1800年),《交響曲第1番》(1799年−1800年)など初期の代表作を完成させた。

一方,1798年ころから難聴に悩み,1802年に〈ハイリゲンシュタットの遺書〉を書くが,この苦境を克服して交響曲史上例のない規模の傑作《交響曲第3番・英雄》(1803年−1804年)を完成,独自の作風を確立した。

続く約10年間に,唯一のオペラ《フィデリオ》(1804年−1805年,改訂1806年,最終稿1814年),《交響曲第5番・運命》(1807年−1808年),《同第6番パストラーレ(田園交響曲)》(1808年),《同第7番》(1811年−1813年),《バイオリン協奏曲》(1806年),《ピアノ協奏曲第4番》(1805年−1806年),《同第5番・皇帝》(1809年),《ピアノ・ソナタ第21番ワルトシュタイン》(1803年−1804年),《同第23番・熱情(熱情ソナタ)》(1804年−1805年),《バイオリン・ソナタ第9番クロイツェル(クロイツェル・ソナタ)》(1802年−1803年),《チェロ・ソナタ第3番》(1807年−1808年),《ピアノ三重奏曲・大公トリオ》(1811年),7番から11番までの弦楽四重奏曲(1805年−1810年)など中期の作品群を発表し,ソナタ形式を完成。

1815年以後は弟の子カールの後見人として苦労し,難聴も極度に悪化する中,高度な対位法,変奏曲の手法を中心とした瞑想(めいそう)的作品を書くようになり,ピアノ曲《ディアベリ変奏曲》(1819年−1823年),《荘厳ミサ曲》(1819年−1823年),《交響曲第9番(第九交響曲)》(1822年−1824年),ピアノ・ソナタ第28番〜32番(1816年−1822年),弦楽四重奏曲第12〜16番(1823年−1826年)が生まれた。

貴族の娘たちとの交際があり,〈不滅の恋人〉あての恋文が残っているが,生涯独身で通した。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番

前作よりも一層ベートーヴェンらしさが増しているが、それは《悲愴ソナタ》や《運命交響曲》と同じハ短調という、ベートーヴェン的な調の選択にもよっているのかもしれない。19世紀、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中で最も愛され頻繁に演奏された。

『ピアノ協奏曲第1番ハ長調』初演の翌年にあたる1796年に当楽曲のスケッチを開始、当初は『交響曲第1番ハ長調』初演と同日付である1800年4月2日の初演を目指していたが、この時点では冒頭楽章しか出来ていなかった。

結局、独奏パートは殆ど白紙同然のまま1803年4月5日にアン・デア・ヴィーン劇場でベートーヴェンの独奏によって初演された。独奏部のかなりの部分が即興演奏で行われたと言われている。

それでは、今日はこの辺で🎶

「#なごクラ」という東海4県のクラシック音楽演奏会をご紹介&徹底応援するプロジェクトを始めました。

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このプロジェクトは東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で開催されるクラシック音楽の演奏会・コンサート・リサイタル・講演会などをひたすらご紹介するというもの。

「#なごクラ」プロジェクトの詳細は、note記事にまとめました。

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2021年1月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ
2021年2月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ2
(※当初、月別に探せるようにと思って分けましたが、検索一覧性が悪いので、#なごクラ に一元化します。)

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