【2/1 #日めくりクラシック音楽 】今日はヴィクター・ハーバートの誕生日(1859年)~チェロ協奏曲第2番~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1859年2月1日に誕生日を迎えたアメリカの作曲家ヴィクター・ハーバートの代表曲、チェロ協奏曲第2番をご紹介します。
ヴィクター・ハーバートとは?
ヴィクター・ハーバート(1859-1924)は、アメリカ合衆国に帰化したアイルランド人作曲家・指揮者・チェリスト。
シュトゥットガルト音楽院に進学し、傑出したチェロ奏者に成長。ウィーンでワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の楽団員を経て、1886年に夫人連れで渡米し、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなる。夫人はヴェルディの《アイーダ》のアメリカ初演で主役を歌った。
芸術音楽のほかに、ライト・オペラと呼ばれた草創期のミュージカルの作曲で人気があった。米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)の創設者でもある。遠縁の音楽家にファーディ・グローフェがいる。
ヴィクター・ハーバート:チェロ協奏曲第2番
《チェロ協奏曲第2番 ホ短調》作品30([1894年])は、生前に過小評価された作品として、近年になって再評価の機運が高まっている。
この作品のハーバートの自演によるニューヨークでのコンサートを聴きに来ていたドヴォルザークが、のちに作曲する《チェロ協奏曲ロ短調》のインスピレーションを与えたというエピソードでも知られるようになってきた。
ハーバートはドヴォルザークが1892-95年に校長を務めたニューヨーク国立音楽院の教授であった。二人は互いに尊敬し合い、深い友情で結ばれていた。
ドヴォルザークは当初チェロをオーケストラの楽器とみなしていたが、この曲を聴いて考えを変え、自身のチェロ協奏曲を作曲したという。
ハーバートの協奏曲の第2楽章主題と、ドヴォジャークの第1楽章主題との類似性、3本のトロンボーン、チューバ、トライアングルを加えたオーケストレーションなどの類似性が指摘されている。
最後にドヴォルザークの《チェロ協奏曲ロ短調》も聴いてみましょう🎶
それでは、今日はこの辺で🎶
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