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【3/16 #日めくりクラシック音楽 】今日はチャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》 初演日(1870年)

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1870年3月16日に初演日を迎えたロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキー幻想序曲《ロメオとジュリエット》をご紹介します。

ピョートル・チャイコフスキーとは?

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)は、ロシアの作曲家。叙情的で流麗・メランコリックな旋律や、絢爛豪華なオーケストレーションなどの要因で人気の作曲家となっている。またリズムの天才とも言われる。曲想はメルヘンチックであり、ロマン濃厚な表情が見られる。

サンクトペテルブルグの法律学校に学び,法務省に就職したが,1862年ロシア音楽協会の音楽教室 (のちに音楽院) に入り,アントン・G.ルビンシテインらに師事し,ヨーロッパ音楽の伝統的手法を学んだ。

卒業後モスクワ音楽院で教鞭をとりながら,国民楽派的傾向の作品を書いた。

1875年『ピアノ協奏曲第1番』を作曲,その後バレエ音楽『白鳥の湖』,オペラ『エブゲーニー・オネーギン』などを発表。

ナジェジダ・フォン・メックの資金援助を受け,ヨーロッパ各地に旅行,『イタリア奇想曲』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』を完成。1893年『交響曲第6番』を初演,その 1週間後にコレラに罹患して他界した。のちに『交響曲第6番』は『悲愴』と名づけられた。

ピョートル・チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》

チャイコフスキーがシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を題材として作曲した演奏会用序曲。

1869年8月にバラキレフがチャイコフスキーの元を訪ねた折、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を題材とした作品の作曲を勧めたとされる。

その際、曲に用いる主題とその調性など、細かい部分に関しても具体的な助言を与えたほか、「作曲の筆が進まない」というチャイコフスキーの手紙に自ら譜例を書き添えて返事を送ることもあった。

1869年の9月から11月にかけて作曲され、1870年3月16日、モスクワにおいてニコライ・ルビンシテインの指揮によって初演された。

楽譜は1871年にベルリンで出版されたが、その際に大幅な改訂が行われた。その後も改訂が行われ、現在演奏される決定稿が出版されたのは1881年である。

交響曲第1番と第2番の間に作曲されたこの曲が、チャイコフスキーの最初の傑作という声も多い。

それでは、今日はこの辺で🎶

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