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【Twitterで話題のクラシック音楽ニュース】落合陽一×日本フィルプロジェクトVOL.4「____する音楽会 -___Orchestra-」

こんばんは。名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日は名古屋クラシック音楽堂のTwitterアカウントで毎日シェアしているクラシック音楽関連で話題になっているニュースを選りすぐってご紹介します。

今日お届けするニュースはこちら!
「TBWA HAKUHODO、落合陽一×日本フィルプロジェクトVOL.4「____する音楽会 - ____Orchestra-」に協力」

『落合陽一×日本フィル』はオーケストラと聴衆の未来を変える?

『落合陽一×日本フィル』プロジェクトは、「テクノロジーによってオーケストラを再構築する」というテーマのもと、2018年から過去3回にわたって音楽会を開催してきました。

聴覚障害のある方も一緒に音楽を感じて楽しめる「耳で聴かない音楽会」などを通して、オーケストラの新たな魅力と価値を広げてきましたが、今年は、コロナ禍におけるオーケストラのあり方を模索し、オンライン鑑賞の新しい魅力を探る音楽会を急遽開催します。

演奏曲目や公演コンセプトは、落合陽一(演出)、WOW(映像の奏者)、海老原光(指揮)出席のもと、2020年8月19日、都内にて開催された記者会見にて発表されました。

<____する音楽会>では現在クラウドファンディングを実施中!

「密を避ける」という今の状況は、演奏会のスタイルのあり方を私たちに突きつけました。

《__する音楽会》という公演名には、当初計画していた音楽会が新型コロナウイルスによって白紙となった様子、そして、そこから新しい演奏会を模索する「試行錯誤」への覚悟が込められています。

《__する音楽会》は、オンライン観賞を劇場観賞の単なる代替手段ではなく、オンラインにしかできない新しい鑑賞体験を提供します。ライブでのオーケストラの「響き」と「らしさ」を保ちつつ、会場とオンライン配信とで、同じコンサートを「まったく別の体験」としてお楽しみ頂く予定です。

「新しい公演の生まれる場」と「オンライン上に生み出された音楽会」のどちらを選んで鑑賞頂くかはお客様次第です。東京芸術劇場コンサートホールでの鑑賞券も、ソーシャルディスタンスを充分保てる限定数でご用意しますが、会場でご覧になった方も、ぜひ後日のオンライン再配信を観賞いただき、それぞれを比較して味わっていただけましたら幸いです。

コロナ禍の音楽会のあり方を模索する《__する音楽会》。そのタイトルの空白に、ぜひみなさまの考えを巡らせてみてください。そして、生まれ変わった「赤子」のようなオーケストラ演奏会を目撃しませんか。

《__する音楽会》公演概要

日時:2020年10月13日(火)19:00 開演 / 20:45 終演(予定)
場所:東京芸術劇場 大ホール
https://www.japanphil.or.jp/concert/24296
プログラム:後日発表
料金:オンライン視聴券 6,000円
コンサート鑑賞券 S:6,000円 A:5,000円、25才以下&ダイバシティ席:3,500円 (以上税込)
申込・発売日:クラウドファンデイングREADYFOR(チケット他特典付き支援):8月6日(木)~
 オンライン視聴券 イープラス 8月28 日(金)11:00~
 コンサート鑑賞券 日本フィル・サービスセンター、他各PG 8月28 日(金)11:00~
主催:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団
協力:Emohaus Inc.、TBWA HAKUHODO、他

■出演者・スタッフ
演出・監修:落合陽一
出演:海老原光(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
ビジュアル演出:WOW
照明:成瀬一裕

過去の『落合陽一×日本フィル』プロジェクト

VOL.1 2018年「耳で聴かない音楽会」

テクノロジーを活用した聴覚支援システムによって「音」を「振動」に変えて“身体”で音楽を聴くコンサートというのは斬新でした。

数十の小型スピーカーを搭載して着用すると身体中に音が響く特殊なジャケット「ORCESTRA JACKET」や、内部に設置した小型の振動スピーカーによって音の速さやリズムを振動で感じることができるバルーン型の機器「SOUND HUG」、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザに伝える「Ontenna」など聴覚障害を持つ方でもオーケストラの演奏を楽しめる仕組み。

Vol.2 2018年「変態する音楽会」

オーケストラが誕生して約300年。その間、写真、映像といったメディアが生み出され、進化してきましたが、指揮者と楽器奏者で構成されるオーケストラの構造はずっと変わっていません。しかし、このコンサートでは、「映像装置」を楽器奏者として加え、オーケストラという編成をトランスフォーム(=変態)するというコンセプト。

切り口は「楽器としての映像」です。

Vol.3 2019年「交錯する音楽会」

普通のコンサートのようにオーケストラの演奏を「聴く」だけでなく、舞台の上方に設置された映像を「視る」ことで、音楽と映像を交錯させ、さまざまな感覚に変換させていく、というもの。

タイトルの『交錯する』には、洋×和の交錯、アナログ×デジタル、自然×工業、主体×客体など、さまざまな意味が込められているという。

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