【2/4 #日めくりクラシック音楽 】立春を迎えて暖かい春が待ち遠しい1曲を~ヨハン・シュトラウス2世:春の声~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、2021年は1日ずれましたが、2月4日は立春。冬が極まり春の気配が立ち始める日とされています。
今日はいつもと違って、春をテーマにした1曲、オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世の「春の声」をご紹介します。
ヨハン・シュトラウス2世とは?
ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899)は、オーストリアの作曲家,指揮者,バイオリン奏者。
〈ワルツの父〉J.シュトラウスの子で,〈ワルツの王〉と呼ばれる。父の反対を押してひそかにバイオリンを習い,1844年には楽団を組織してデビュー。
父の死後はその楽団を吸収し,欧米各地に演奏旅行を重ねた。その洗練された芸術的感覚と精緻な管弦楽法はブラームスからも称賛され,広く音楽界の尊敬を集めた。
作品は500曲を超え,ワルツは《美しく青きドナウ》(1867年),《芸術家の生活》《ウィーンの森の物語》《ウィーン気質》《春の声》《皇帝円舞曲》など約170曲,ほかに《トリッチ・トラッチ・ポルカ》,弟ヨゼフ〔1827-1870〕と共作の《ピチカート・ポルカ》など約120曲のポルカがある。またパリのオッフェンバックに触発され,1870年代からはオペレッタの作曲にも力を注いだ。《こうもり》(1874年),《ジプシー男爵》(1885年)など18曲が残されている。
ヨハン・シュトラウス2世:春の声
1882年にヨハン・シュトラウス2世は、ピアニストであり親友でもあった当時71歳のフランツ・リストと即興演奏パーティで同席した時、余興でまとめ上げたといわれる。
コロラトゥーラ・ソプラノ歌手のビアンカ・ビアンキのためにオーケストラ伴奏付きの歌曲(歌詞はリヒャルト・ジュネによる)として発表された。
歌詞には、青空を舞うヒバリや、ナイチンゲールの歌声が響く情景が描かれており、コロラトゥーラのコロコロとした高音で鳥の声を感じつつ、冬から春へ移り行く季節感に浸ることができます。
初演は同年3月1日にアン・デア・ウィーン劇場で行なわれ、大成功を収めた。当時ヨハン・シュトラウス2世も3度目の結婚で得た幸福感を味わっていたことが、曲名や曲想に反映されたという説もあります。
それでは、今日はこの辺で🎶
「#なごクラ」という東海4県のクラシック音楽演奏会をご紹介&徹底応援するプロジェクトを始めました。
このプロジェクトは東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で開催されるクラシック音楽の演奏会・コンサート・リサイタル・講演会などをひたすらご紹介するというもの。
「#なごクラ」プロジェクトの詳細は、note記事にまとめました。
まずは、名古屋クラシック音楽堂のTwitterにて、だいたい2週間~1カ月先のクラシック音楽演奏会の情報を、ハッシュタグ #なごクラ を付けてツイートしていきます。
2021年1月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ
2021年2月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ2
(※当初、月別に探せるようにと思って分けましたが、検索一覧性が悪いので、#なごクラ に一元化します。)
として、アーカイブしています。
聴きに行くコンサートの計画を立てるのにご活用ください。またクラシック音楽演奏会の主催者やホール、演奏家など関係者の皆様からも情報を募集しています。掲載ご希望の方は名古屋クラシック音楽堂のTwitterのDMでご一報ください。
名古屋クラシック音楽堂はTwitterもやっております。
2020年4月からリニューアルした名古屋クラシック音楽堂のTwitterでは、毎日クラシック音楽に関するニュースや、演奏会・ライブ配信などの情報をシェアしています。ぜひフォローお願いします。
名古屋クラシック音楽堂はブログもやってます。
2020年2月に始めた名古屋クラシック音楽堂のブログでは、『クラシック音楽を誰もが楽しめる原動力になる』をビジョンに掲げ、名古屋を中心としたコンサートや演奏家の情報、クラシック音楽界隈のニュース、Youtubeで人気のクラシック音楽の高音質高画質の動画をご紹介しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?