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【4/16 #日めくりクラシック音楽 】今日はアメリカの作曲家ヘンリー・マンシーニの誕生日(1924年)~映画『ティファニーで朝食を』より『ムーン・リバー』~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1924年4月16日に誕生日を迎えたアメリカ合衆国の作曲家、ヘンリー・マンシーニが音楽を手掛けた映画『ティファニーで朝食を』より『ムーン・リバー』~ をご紹介します。

ヘンリー・マンシーニとは?

アメリカ合衆国の作曲家、編曲家。映画音楽家としてグラミー賞、アカデミー作曲賞に何度も輝いた。

1945年テックス・ベネキ楽団に参加。グレン・ミラー楽団にも入団。’51年から映画界で編曲を手がけ、「グレン・ミラー物語」(’54年)、「ベニー・グッドマン物語」(’55年)の編曲を担当。

テレビドラマ「ピーター・ガン」(’59年)などで評判となり、’60年代は映画音楽に専念。

代表作は2年連続アカデミー主題歌賞受賞作「ムーン・リバー」(’61年)、「酒とバラの日々」(’62年)の他、「シャレード」「ピンク・パンサー」、テレビ主題曲「ピーター・ガン」「刑事コロンボ」など。

ヘンリー・マンシーニ:~映画『ティファニーで朝食を』より『ムーン・リバー』~

ジョニー・マーサー作詞・ヘンリー・マンシーニ作曲の、1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』で、主演女優のオードリー・ヘプバーンが劇中で歌った曲である。

映画とともにこの曲も大人気となり、ヘプバーンの声の入っていない曲が同年にシングルで発売された。翌年、1961年のアカデミー歌曲賞を受賞している。また、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞した。

なお、この歌の歌い手は、オリジナルのオードリー・ヘプバーンより、アンディ・ウィリアムスの方がよく知られており、日本の主要カラオケでも、アンディーの歌として登録されている。

しかしながらヘンリー・マンシーニ自身は、「もしオードリーが映画に登場していなければ、私自身がこの曲を作りジョニー・マーサーが詞をつけるということが果たしてできたかどうか想像できません。」と述べており、「『ムーン・リバー』はオードリーのために書かれたのです。

彼女以上にこの曲を完璧に理解した人はいませんでした。『ムーン・リバー』には数えきれないほどのヴァージョンがありますが、オードリーのこれこそが文句なく最高の『ムーン・リバー』と言えましょう。」と書き記している。

オードリー・ヘップバーン『ムーン・リバー』

もともとこの曲は1オクターブと1音しかないオードリー・ヘプバーンの声域のために書かれている。

長年、オリジナルのオードリー・ヘプバーンの歌うバージョンは、「私はプロフェッショナルなシンガーではありませんから」とヘプバーン自身が断って発売されていなかったが、ヘプバーンの死後、1993年に発売された「ムーン・リバー 〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」にて初めて収録された。このアルバムはオードリー・ヘプバーンの各映画のサントラを権利元のレコード会社の垣根を超えて収録したものである。

それでは、今日はこの辺で🎶

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