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【4/18 #日めくりクラシック音楽 】今日はオーストリアの作曲家フランツ・フォン・スッペの誕生日(1819年)~オペレッタ「軽騎兵」序曲~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1819年4月18日に誕生日を迎えたオーストリアの作曲家フランツ・フォン・スッペの代表曲~オペレッタ「軽騎兵」序曲~をご紹介します。

フランツ・フォン・スッペとは?

オーストリアの作曲家。ベルギー系貴族の家庭に生まれる。遠戚にガエターノ・ドニゼッティがいる。

幼年期に音楽の手ほどきを受けて作曲を試みる。10代のときクレモナでフルートと和声法を学ぶ。現存する最初の作品は、1832年に地元のフランシスコ会の教会で初演されたカトリック典礼のミサ曲である。パドヴァに移って法学を専攻するかたわら、音楽の学習を続けた。

1840年からヨーゼフシュタット劇場で指揮者兼作曲家として活動を開始、音楽劇や劇の伴奏音楽をつくる。46年にはアン・デア・ウィーン劇場に迎えられて『詩人と農夫』を発表。

58年、オッフェンバックのオペレッタ『提灯結婚』や『天国と地獄』に刺激されてオペレッタを志し、60年には『寄宿学校』を作曲。63年からはカール劇場を本拠に活躍、65年にはオッフェンバックの『美しいエレーヌ』に対抗して『美しいガラテア』をつくり、本格的なウィンナ・オペレッタの創始者となった。

ヨーゼフシュタットやレオポルトシュタットのほか、アン・デア・ウィーン劇場、バーデン歌劇場の公演のために、しめて100曲以上の作品を作曲した。

それらの大部分が忘却に追いやられている中で、『軽騎兵』や『詩人と農夫』の序曲が、映画やアニメーション、コマーシャルなどの音楽に転用され、コンサートで演奏されている。

フランツ・フォン・スッペ:オペレッタ「軽騎兵」序曲

作曲家スッペと台本作家カール・コスタによる 2 幕のオペレッタです。1866 年 3 月 21 日、このオペレッタはウィーンのカール劇場で世界初演されました。今日、この曲は世界的に有名な序曲でのみ知られています。

「軽騎兵」は、「ジプシー男爵」(1895年、ヨハン・シュトラウス)よりずっと前に、ハンガリーの要素を音楽に導入した最初のウィーンのオペレッタです。

2020年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでは、アンドリス・ネルソンス指揮で演奏されています。

またウォルト・ディズニーの漫画「シンフォニー・アワー」(1942年)では、ミッキーマウスがスッペの序曲「軽騎兵」を指揮していることでも知られています。

それでは、今日はこの辺で🎶

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