【4/4 #日めくりクラシック音楽 】今日はオーストリアの作曲家モーツァルト:ミサ曲ハ長調《戴冠式ミサ》 初演日(1779年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1779年4月4日に初演日を迎えたオーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのミサ曲ハ長調《戴冠式ミサ》をご紹介します。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとは?
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、オーストリアの作曲家。
ザルツブルク大司教付き音楽家であった父 L.モーツァルトの指導のもとに幼時から楽才を示し,1762年以降父とともにヨーロッパ各地を旅行。
その間ザルツブルク大司教に仕えたが,72年より代った新大司教ヒエロニムスと折合わず,81年にウィーンで独立し,作曲家,演奏家,音楽教師として活躍した。
しかし経済的には恵まれず,87年に宮廷作曲家の称号を得たが,貧困のうちに没した。
作品は、声楽・器楽のほとんど全分野にわたり、六〇〇曲以上に及ぶ。明澄優美な洗練された作風で、ハイドンとともにウィーン古典楽派最高の作曲家の一人となり、ドイツ古典音楽を完成させヨーロッパ音楽の一頂点を画した。
第39番、第40番、第41番「ジュピター」などの多くの交響曲、協奏曲、室内楽曲のほか、オペラ「フィガロの結婚」「ドン=ジョバンニ」「魔笛」などがある。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ミサ曲ハ長調《戴冠式ミサ》
この作品は1779年3月23日に書き上げられ、同年の復活祭の祝日(4月4日)で初演された。
かつてはザルツブルクの北側の丘の上に建設された教会の聖母戴冠像のために作曲されたことから「戴冠式ミサ」の名称がつけられた記述があるが、実際に戴冠の儀式が行なわれたのは6月であるという記述がなされている。
その後「戴冠式ミサ」という名称は、1791年にプラハで行なわれたレオポルト2世の戴冠式でサリエリが指揮して以後に定着された。
それでは、今日はこの辺で🎶
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