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【5/30 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスのオルガニスト・作曲家、マルセル・デュプレの命日(1971年)~前奏曲とフーガ 第3番 ト短調~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1971年5月30日が命日である、フランスのオルガニスト・作曲家、マルセル・デュプレ「前奏曲とフーガ 第3番 ト短調」をご紹介します。

マルセル・デュプレとは?

マルセル・デュプレ(1886年5月3日 - 1971年5月30日)はフランスのオルガニスト・作曲家。

ルーアンの音楽一家に生まれ、幼少時から神童と呼ばれた。パリ音楽院には1904年に入学し、シャルル=マリー・ヴィドールと、アレクサンドル・ギルマン、ルイ・ヴィエルヌほかに師事した。1914年にカンタータ《プシシェ》によってローマ大賞を受賞。1926年にオルガン科教授としてパリ音楽院に復帰した。

欧米各地で2000回以上のオルガン演奏会を行い、有名になる。1920年の演奏会では、全10回にわたってJ.S.バッハのオルガン作品全曲を暗譜で演奏した。またこの時期、自動再生オルガンにもバッハ作品や自作を録音している。

1934年に、ヴィドールの後任オルガニストとして、サン・シュルピス教会に勤務。1947年にアメリカ音楽院総長に就任した。また同年から1954年までフォンテーヌブロー音楽院院長に、1954年から1956年までパリ音楽院院長に就任した。

1971年にパリ近郊のムドンに没した。

音楽家としての活動の焦点は常にオルガンに定まっていたが、作品はオルガン曲だけでなく、ピアノ曲や室内楽曲、管絃楽曲、合唱曲も含まれる。

マルセル・デュプレ:「前奏曲とフーガ 第3番 ト短調」

マルセル・デュプレがまだ学生だった時にこの前奏曲とフーガを作曲した。1914年に書かれ、出版しようとしたものの2つの問題があった。

1つ目の問題は第一次世界大戦が始まったばかりであり、出版社が稼働していなかったこと。2つめの問題は、戦後この作品を出版しようとしましたが、出版社が興味を持たなかったこと。

オルガニストのシャルル=マリー・ヴィドールに「この作品は演奏不可能だ」と言われ、実際に複雑さは非常に高く、デュプレは何年もの間、演奏できる唯一のオルガニストだった。

デュプレのオルガン音楽のほとんどは中程度から非常に難しく、演奏者にほとんど不可能な技術的要求を課すものもある。デュプレはオルガンのパガニーニと見なされることがある。

それでは、今日はこの辺で🎶

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