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【3/25 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家ドビュッシーの命日(1918年)~小組曲~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1918年3月25日に誕生日を迎えたフランスの作曲家クロード・アシル・ドビュッシーの代表作の小組曲をご紹介します。

クロード・アシル・ドビュッシーとは?

クロード・アシル・ドビュッシー(1862-1918)は、フランスの作曲家。パリ近郊のサン・ジェルマン・アン・レーに生まれる。

ベルレーヌの義母モテ夫人にその天分を見出され,10歳でパリ音楽院に入学,1884年にカンタータ《放蕩息子》でローマ大賞を得て卒業。R.ワーグナーに傾倒し,象徴主義の詩人たちと交わり,ことにマラルメの〈火曜会〉に影響を受けた。

やがてワーグナーの美学への疑念を深める中,ムソルグスキーの《ボリス・ゴドゥノフ》を知り,1889年のパリ万国博覧会でガムラン音楽(ガムラン)を聴き,決定的な影響を受ける。

マラルメの詩による管弦楽曲《牧神の午後への前奏曲》や『影像』『前奏曲』で作風を確立し,続けてメーテルリンクの戯曲によるオペラ《ペレアスとメリザンド》(1893年−1902年)を完成。

伝統的な和声理論にとらわれない独自の手法で音の色彩を追究,20世紀を先導する作曲家となった。作曲家の本意とは別に,絵画史上の概念から借りた印象主義の名で呼ばれることになる。

教会調,5音音階,全音音階,平行和音,半音階を自由に駆使して,「響-音色それ自体」のなかに瞬間的イメージをとらえようとした。

作品はほかに,付随音楽『聖セバスチアンの殉教』,管弦楽曲『ノクチュルヌ』交響詩『海』,ベルガマスク組曲(第3曲の月の光で有名)、ピアノ曲『版画』『子供の領分』など。

クロード・アシル・ドビュッシー小組曲(アンリ・ビュッセル編曲管弦楽版)

1888年から1889年にかけてピアノ連弾曲として作曲され、1889年にドビュッシー自身を一方の奏者として初演が行われた。ただし、この時点での曲の評価は決して高いものではなかった。

その後、ドビュッシーの友人であったアンリ・ビュッセルの手により、管弦楽用の編曲がなされた。

この編曲は、『牧神の午後への前奏曲』や『海』など同時期のドビュッシーの作品に見られる技法が取り入れられており、これによって『小組曲』は多くの人々に知れ渡ることとなった。

クロード・アシル・ドビュッシー小組曲(ピアノ連弾版

ラン・ランとクリストフ・エッシェンバッハのピアノ連弾によるクロード・アシル・ドビュッシー:小組曲をお楽しみください。

それでは、今日はこの辺で🎶

「#なごクラ」という東海4県のクラシック音楽演奏会をご紹介&徹底応援するプロジェクトを始めました。

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このプロジェクトは東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で開催されるクラシック音楽の演奏会・コンサート・リサイタル・講演会などをひたすらご紹介するというもの。

「#なごクラ」プロジェクトの詳細は、note記事にまとめました。

まずは、名古屋クラシック音楽堂のTwitterにて、だいたい2週間~1カ月先のクラシック音楽演奏会の情報を、ハッシュタグ #なごクラ を付けてツイートしていきます。

2021年1月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ
2021年2月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ2
(※当初、月別に探せるようにと思って分けましたが、検索一覧性が悪いので、#なごクラ に一元化します。)

として、アーカイブしています。

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