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名古屋大学 研究フロントライン

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名古屋大学のURA(リサーチ・アドミニストレーター)が、名大の最近の研究の話題を、柔らかめのトーンでお届けします
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#名古屋大学

魅惑的な分子のチカラを伝えたい!!  ~MoleQrious!の活動~

研究のワクワクを世界に発信する、そんなアツ~い学生さん達の活動チームがあると聞きました。名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)内の学生さん達で結成されているアウトリーチチーム、その名もMoleQrious!🙂。チームを運営されているのは、名古屋大学の三宅恵子さん(WPI-ITbM 特任講師)です。今回はMoleQrious!に参加されている大学院生の方々にお話を伺いました。 ──現在何名ほどの学生さん達がご参加されているのですか? (三宅さん)

抑制と興奮のバランスが重要です~音の識別能力のナゾ~

動物が自らの子孫を残すためには、異性に好まれることが必須です😊。そのために、「求愛」と呼ばれるアピールをします。クジャクのように派手な装飾を見せびらかすものや、カエルやコオロギのように鳴き声で雌を呼び寄せるもの、そのアピール方法は実に多様です。 では、これは・・・?? 👇👇👇👇👇 動画提供:名古屋大学 大学院理学研究科 石川由希 講師 何の音か分かりますか? これは、ショウジョウバエのオスが発する求愛歌です。私には何かが動くような音にしか聞こえないのですが、メスはなぜこの

レンズの精度を極めろ!X線顕微鏡に魅せられた研究者達

顕微鏡を最後に覗いたのはいつだったのか、覚えていますか🙂?ピント合わせが難しく、苦手意識を持っている方も多いのでは・・・1930年代には可視光の代わりに電子を使った顕微鏡が発明され、サンプル表面のナノの世界を見ることが可能になりました。もし、表面だけでなく、内部深くまで見ることができ、三次元構造を明らかにすることができたなら・・・なんて想像してみたことありますか?それを可能にするのが、X線を用いた顕微鏡です。 「今まで見られなかったモノが見られることで、新しい世界が広げられ

お家でかぶるだけ!新たなうつ病治療装置を開発中

4月になりました。新生活が始まり、新しい場所や新しい人間関係でココロも少し疲れが出てきている方も多いのでは・・・ 今回は、うつ病の治療に新しい可能性を見出した稲田俊也さん(医学系研究科 特任教授)、立花昌子さん(医学系研究科 病院助教)、伊藤美佳子さん(医学系研究科 講師)に最新の研究成果を伺いました。 稲田さんらが開発したのは・・・地磁気よりも弱い1~8 Hz で変動するわずか 10 μTesla(μT)の超低周波微弱パルス磁場環境(ELF-ELME)発生装置です!!

2023年に紹介した名大の研究、どーんと集めました

「名大の研究ってほんとに面白いんです!」を伝えたくて、2021年にスタートした名大研究フロントラインnote。2023年も、個性豊かな研究者のみなさんに、バラエティ豊かな話題を提供していただきました!今回は、編集部がゆる〜くジャンル分けしたまとめ読みリストを作りました。年末年始のお休みに、ぜひお楽しみください。 世界も注目した研究プロジェクト国際的な学術組織や海外メディアが注目した旬な研究の、オモテには出ない部分を聞きました。 くらしに関わる宇宙のお話遠い宇宙のお話もロマ

ポッドキャスト、今週のトピックは、「クワガタムシ」「川の環境」「がんの早期発見」

名大の研究の”今”をコンパクトにお届けするポッドキャスト。前半は最近の研究の話題、後半はイベント情報とおすすめ読み物を紹介します。 0:46 クワガタムシ 2:50 川の水環境 4:07 がんの早期発見 6:07 インターナショナルキャリアパスセミナー 6:51 広報誌「環」 ご意見フォームから、ご感想や、取り上げてほしい話題など、お知らせいただけると嬉しいです。 ◯最近の研究成果の詳細情報 ◯イベント情報 国際開発研究科のインターナショナルキャリアパスセミナー お

ポッドキャストをリニューアルしました

これまで一つの研究の話題を掘り下げていたポッドキャストから、名大の研究の”今”をサクッと聞けるポッドキャストにリニューアルします。前半は最近の研究の話題、後半は研究や研究者に出会えるイベント情報を配信していきます。 素粒子宇宙円卓会議は継続します!ときどきスペシャルエピソードも配信します!! 00:40 ピラミッド 02:21 リチウムイオン電池 03:21 医薬品開発 04:30 Mebinar(トークイベント) 06:26 オープンレクチャー ◯ご意見フォーム ご