それって本当にグリーン…? 疑問からうまれた最小サイズの人工金属酵素
「最小」というワードがどうしても気になり、前回の訪問からそれほど日を空けずノックしてしまった石原一彰さん(工学研究科 教授)の研究室。
石原さんが取り組んでいるのは「人工金属酵素」。自然界の酵素はかなりの優れものです。これを産業にも活用していくため、自然界には見られない新規の化学反応を触媒する酵素の研究開発が盛んに行われているのです。
1990年代後半に注目され始めたグリーンケミストリーに構想を得て、長年の研究の末、昨年12月に発表した最小サイズの人工金属酵素についてお話