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『資金計画』と『予算』違い❓📰#不動産塾👔『#家のトリセツ』🏡

不動産購入は多くの人にとって人生で大きな買い物です。ほとんどの人は数百万円から数千万という金額を目標に貯蓄をしていくと思います。

お金について、しっかりとした予算や資金計画が必要だとわかっていても、なにからどう考えていいのかわからない、という人は多いと思います。

段階を踏んで具体的かつ無理のない資金計画を立てることができれば、安心して住まいの購入を進められます。

そこで、『資金計画』と『予算』とは違い、『予算』を組むことを『資金計画』と勘違いしていると、住宅の建築中や住宅ローン返済開始後などに、大変な思いをすることになってしまいます。

資金計画は以下の3つにわけて、長期的に考えることが大切で、調達計画、支払計画、返済計画とわけて考えて頂くとわかりやすいと思います。

先ず、現金・預金・貯金・定期預金など自己資金を集計して、住宅取得のために、両親からの援助を受けられるかも確認してたうえで、「自己資金額」=「現預金」+「贈与などの援助資金」と試算をしてみましょう。将来のために残しておく資金額を考え、使わない金額を考えることがとても大事なポイントとなります。また、住宅購入時の諸費用は高額になり、具体的な諸費用の算出は難しいかもしれませんが、検討中の住宅種類から概算を出してみてください。それから、自己資金額で支払い可能かを検討していきます。

使わない金額と住宅購入諸費用を足してから自己資金を引いて、頭金に使える金額がマイナスであれば、住宅購入に関する諸費用が自己資金で用意できないことを意味します。諸費用ローンの利用や、諸費用額を住宅ローンに組み込むという方法で、対応することも可能です。ですが、この段階でマイナスとなる場合は、住宅購入計画自体を再検討することも考えてください。

住宅ローンによって諸費用まで融資を受けられる場合と、諸費用は自己資金で用意しなければならないケースがあるので、あらかじめ確認しておくことが必要になります。

無理なく返済可能な住宅ローン額を検討して、金融機関から借りられる額ではなく、無理なく返済できるローン金額を知ることが必要です。

頭金に使える金額と無理のない住宅ローン金額を足した合計金額が、購入可能な住宅の金額で金融機関から借りられる金額ではなく、無理なく返済できるローン金額で申し込むことが必要です。その金額で実際に借りられるのかを銀行に問い合わせ、どこの保証協会を使いどのくらいの保証料がかかり、団体信用保険などの事も含め、確認できると検討しやすくなります。

ここまでが、住宅を購入する資金を調達するための計画で、上記の内容は『予算』で、金額という『枠(わく)』なのです。

『予算』と『期間』を考えてみて、お金をいつまでに用意しなければならないのかを把握することも大切になってきます。

住宅ローンを組んだ後は、返済は30年や35年と長期間になります。住宅ローンの資金計画は「借りること」も大切ですが、もっと大切なのは、無理なく完済することです。

住宅購入前に考えておきたいこと。

以下は、住宅ローンの返済と同時に必要なライフイベントの一例ですが、繰り上げ返済計画とそのための貯蓄計画、修繕・リフォーム計画とそのための貯蓄計画、子供の教育費の支払い計画とそのための貯蓄計画、老後の生活費の計画とそのための貯蓄計画、固定資産税、不動産取得税などの納税(賃貸生活ではなかった負担)などがあげられます。以上のことを検討することが資金計画といえます。老後の破産にならない為にも、住宅購入の際には30年や40年後の未来を見据えて計画してください。

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