11月10日は「無電柱化の日」って知っていましたか?📰#不動産塾👔
明日11月10日は「無電柱化の日」って知っていましたか?
無電柱化を行っているのは、知っていましたがこのような日が設けられているのは知りませんでした。
また、世界の主要都市の無電柱化の状況を見ると、ロンドンやパリ、香港、シンガポールでは市内で100%を実現をしている一方で、東京23区と大阪市の無電柱化率はそれぞれ10%を下回っており、諸外国と比べると取り組みが進んでいないのが現状だそうです。
日本には、約3600万本もの電柱が立っているそうで、電柱には、電気を送る「電力柱」と、通信を目的にした「電信柱」の2種類があります。
電線類を地中化することにより、道路から電柱・電線をなくすことを
「無電柱化」と言います。
『無電柱化されると』
①台風や地震などの災害時に、電柱が倒れたり、電線が垂れ下がったりする
といった危険が少なくなり、倒れた電柱に道をふさがれることがないため、災害時の緊急車両の通行もスムーズになり、被災者の生命を守ることにもつながります。
②景観の阻害要因となる電柱・電線をなくすことで、美しい景色を取り戻します。
③無電柱化により歩道の有効幅員を広げることで、通行空間の安全性・快適性を確保します。
無電柱化は「防災」「景観・観光」「安全・快適」の効果に加えて、
日本古来の文化を守るという側面もあり、推進は不可欠なのですが、
その反面、日本の無電柱化が進まない理由には次のようなものが挙げられます。
① コストが高い
② 電線管理者との調整が困難
③ 地上機器の置き場がない
④ 道路が狭く埋設物が多い
⑤ 事業期間が長い
無電柱化を推進するにあたり"事業者との調整""地上機器の設置等の地元調整"が重要になっていきます。
また、事業の費用負担を行うという観点において『国』『地方公共団体』
『電線管理者』の3団体が一体となって推進体制を構築することが必要不可欠です。