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大切なことは全てグッドパッチが教えてくれた。

ついにグッドパッチに入社をして3年が経ちました!!
時間が経つのは本当に早いもので、いつの間にかアラフォーにもなっていました・・。

ついでに言うと、社会人経験16年目にして初めて3年を超える在籍企業にもなりましたw(7社目。どんなジョブホッパーだよ!と言うツッコミはなしで・・・)

さて、今回入社をしてから3年を迎えるにあたり、最近弊社の組織に対する取り組みや自分も出ていた記事が反響があったのでちょっとした自分史(グッドパッチでの)をまとめてみようと思いました。

ちなみに私がグッドパッチに入社を決めたのは2016年の9月頃。

入社を決めるきっかけになった代表の土屋からのメッセージを見返すと、今が本当にこの通りになっていることに驚きます。

(原文ママ)
小山さんの粘り強さに魅力を感じました。 またカルチャーもかなりフィットしていると思います。 これまでにいろいろな失敗もされているが、泥臭くとも粘り強く取り組んでいくことでそれを乗り越えてきているところに非常に強い魅力を感じました。 またその失敗経験は、”すべて”うちで活かしてもらうことができます。ブログをかなり昔から読んでくれていることも素直に嬉しかったです。Twitterに行ったメンバーの話などをしましたが、その会話からGoodpatchのカルチャーをかなり理解してくれているなぁと感じました。嬉しいです。

小山さんはこれまで1人で孤軍奮闘、試行錯誤しながらどんどん路を切り開いていくことが多かったかもしれませんが、Goodpatchではチームで働くことを大事にしています。仲間がいます。採用においても新卒、中途、そして今後は組織人事などといった人事関連業務をチームで対応していきたいと思っています。そういった協業、協働する働き方は、間違いなく小山さんの今後において仕事の幅を広げることになると思います。

Goodpatchには「デザインの力を証明する」というミッションがあります。デザインの力を信じる人材を採用していかなくてはいけません。小山さんは、これまでにエンジニア採用で多くの結果を残されています。Goodpatchではエンジニアに加え、デザイナー採用でも結果を出してくれると期待しています。いまのデザイナー採用はとても難しく、他の企業でも成功している例はほとんどありません。ただ、だからこそ遣り甲斐もあると感じます。仕組みを作る難易度はエンジニアの時より高いかもしれませんが、是非仲間として、このミッションにいっしょに挑戦してほしいと思っています。参画をお待ちしています。

これまで個人として必要とされたことをあまり感じることのなかった自分としては、本当に嬉しかったことを今でも覚えています。このメッセージがなかったら、もしかしたら入社をしていなかったのかもしれません😅

・・思い出の回顧はこのぐらいにして本題へ!

1年目の体験。「チームへの順応が出来なかった」

入社後の半年間は静かに会社を知ること、そして、自分自身がするべきことを見つめる期間でした。 その結果、今もグッドパッチの採用の基礎になっている施策やスタンスをそこで掴むことができました。

・面接フロー変更、面接官トレーニングの実施
・リファレンスチェックの実施
・カルチャーフィットを重要視した採用

最初は試行錯誤でわからないことだらけでしたが、送ったスカウトからの決定も出始めるなど成果も出るようになった時期でもあります。

ただ、私には決定的に足りてないものがありました。

それはチームで成果を出していく観点です。
 

「自分が結果を出していればいい。 結果的にそれがチームの結果に繋がる」

と思っていました。

しかしそれは間違えていたことに後々気付きます。

その後、それが原因で色々なことが起こり、自分自身でさえも見失い、かなりネガティブになりました。

入社一年目はグッドパッチの採用の基礎を築けた時期でもありましたが、自分自身の欠点、そして弱さが炙り出された時期だったと思います。

(上記を見る限り、その後出てくる課題には一切気付いていない😫)


2年目の体験。最大の壁が立ちはだかる


グッドパッチでの2年目。この時期が入社をしてから最も辛い時期でした。
現在はとても信頼できるパートナーの一人としてお仕事をさせていただいている高野さんともギクシャクしていて、あまり彼女を信頼できていませんでした(高野さんごめんなさい)

そのほか、今の上司である柳沢さんに心を開けていなかったように思います(本当に反省しかない)。柳沢さんのフォローがなかったら、今の自分はこの会社からフェードアウトしていたことでしょう。。

これ以外にも、40%を超える離職率、チームとして機能しない、採用結果がイマイチ(ヘッドカウントがマイナスならなかったのが奇跡なぐらい)、自分のせいで会社に多大なる迷惑をかけてしまったりなど向かい風ばかり。

そんな中で私が変わって行くためのきっかけを作ってくれたのが前述した高野さんと柳沢さんでした。

ある時、私が会社に対して大きな迷惑をかけてしまった時があったんですが、それをチーム内で共有した後に、それを聞いた彼女からもらったメッセージがきっかけでした。(一言一句まではすみません・・・)

小山さんがさっき言っていた話を聞いて、自分が悪いと思っていないと感じました。すごい残念です。 

メッセージではありましたが、会社の広報として、そしてプロとして、さらにチームメンバーとしてストレートに伝えたんだと思います。

私はそのメッセージをもらった直後は正直、「何言ってるんだ」と思ったのですが、 その後、これらの経緯を踏まえた柳沢さんとの1on1の時に言われた一言が、

 まずは小山さんが彼女と向き合ってください。

そのフィードバックをもらった時、私は、「相手が悪い、相手が変わってくれない」ばかりを考えていて、自分が悪いと言う気持ちが薄く、相手と向き合っていなかった事に気付きました。環境が原因だと思っていたことが、実はその多くが自分自身が原因で起こっていたことに気付いたのです。

それに気付いた私は相手に向き合うことを決めました。

即座に高野さんと個別話す時間を作り、自分自身の想い、そして自分自身の間違いを素直に彼女に話つつ、彼女がなぜ私にそう言ったのかを聞く時間を作りました。

私にとっては大きな一歩でしたが、結果的にはとてもプラスに働き、今では彼女は私が仕事をしていく上ではなくてはならないパートナーの一人です。

あの時彼女が私に対してフィードバックをしていなければ、 そして上司である柳沢さんが助け舟を出してくれなければ今の自分はなかったと思います。

もっと言えばこの会社を辞めていた可能性もあります。
そのぐらい自分自身に物凄く重要で貴重な時間でした。

そのほか、他部署のメンバーにもサポートしていただくなど、色々な人たちに支えられていることを感じた期間でもありました。そして自分が変わらなければ周りは決して変わらないことを痛感もしました。

2年目は自分自身のスタンスが大きく変わった一年だったと思います。

3年目の体験。3年間在籍して気付いた
チームの楽しさと人事という仕事の醍醐味

最も近い過去である3年目は、良い上司やチームに恵まれ、本当に毎日楽しく仕事に向き合っていられた時期です。チームで仕事をすることに興味があまり持てなかった入社1年目は一体何だったのかと思うぐらいで、スタンスを変えることの重要性を痛感しています。

そのほか、自分がこれまでやってきたことの結果が今までとは違った形で見えるようになった時期でもありました。例えば、私は今まで採用数や採用単価などそういったところにばかり目が向いてましたが、また違った視点があることに気付くことになります。

それは、自分がアクションしてきた結果が、目に見える形で組織の変化や成長へと繋がっていたという点です。 この点ついては感覚的には貢献していると理解はしていたものの、具体的に感じることはありませんでした。

原因の一つとしてはこれまで1年から2年程度で転職をしていたため、形になるまで在籍していなかっただけと言えばそれまでなのですが、 例えば離職率については私が入社をした当時は30%〜40%と非常に高い数値から、この直近は10%以下まで下がっています(冒頭のBizHintを参照してください)。

もちろんこの結果は採用活動だけではなく多くのメンバーのこれ以外のアクションやサポートがあったからこそではあるのですが、この3年間やってきた具体的な成果の一つではないかと感じています。

そんな中で先日、役員の一人である松岡さんが私に言っていただいたことがありました。

小山さんがやったことは採用数の部分だけではなく、小山さんが採用に関わったことで、離職率が下がり、案件の継続率も上がり、これまで出来なかった案件も出来るようになりました。

本当に嬉しかったです。

ああ、こういう風に自分の仕事を見ることも出来るし、見てくれている人もいるんだと。自分の仕事と自分により自信を持つことが出来ました。そのほかの方にも違った形で言っていただいたりして、本当にありがたい限りでした。

これまでやってきたことは必ずしも全て正解というわけではありませんが、自分が考えていた以上に価値があったんだと気付かされましたし、3年間いたからこそ気付けた点だと思っています。

体験をデザインをするグッドパッチに入社をして、まさか自分の人生のデザインをする事になるとは・・。

3年間色々なことがありましたが、大切なことは全てグッドパッチが教えてくれました。私はこの会社が本当に大好きです。

デザインの力を証明するべく、4年目も更なる成長に向けて頑張りたいと思います!

おまけ。私の現在のスタンスと今後

最後になりますが、凄く大好きな歌の一つであるOne Ok RockのBe the Light。この歌の歌詞はなんか自分の人生のように感じてしまうのですが、特に最後あたりのこの歌詞が好きです。

Some days just pass by and
Some days are unforgettable
We can’t choose the reason why
But we can choose what to do from the day after
So with that hope, with that determination
Let’s make tomorrow a brighter and better day

ざっくりとした日本語の意味的には、「ただ過ぎていく日もあるし、忘れられない日もある。私たちは理由は選べないけど、あの日以来、私たちが出来ることを選ぶことは出来る。だから希望と決意を持って、明日をもっと光が差す素晴らしい日にしよう」と言った意味合いなのですが、自分のビジネスのスタンスととても似ています。色々な経験をし、良いことも、悪いこともありましたが、明日をもっと良い日に出来るように、そして昨日の自分よりも成長出来るように向き合って行きたいと思います(エモくてすみません)

ちなみに現在は全員採用に向けて日々知恵を絞っています。
新しい挑戦ですが、今日からの1年本当に楽しみです!

・・ついでにリクルーターも募集していますので告知します!


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