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きょうだい児(者)という言葉、知っていますか
きょうだい児(者)とは、障害や病気を持つ健常な兄弟姉妹のことを指します。
家庭の調整役
いつも親の顔色をうかがいながら生活していたり、または余計なプライドを傷つけないように気を使ったりする。
それは障害のあるきょうだいに手がかかることを間近で見てるわけだから、無意識のうちに親の「手のかからない子」「良い子」を演じようとする訳だ。
自分がきょうだい児と知ったのは大学3年生の冬
きっかけは就職活動でした。そもそも面接で使えるような凄いエピソードが何一つ見つからなかったんです。なぜならいつも家庭のことを気にしていた私はそもそも親に迷惑をかけないように生きることを前提として大学生活を送っていたからだ。そしてネットで検索してでてきたのが「きょうだい児」という言葉でした。
休みの日は基本的に親の遊び相手
私は片親家庭でもあるので、実家にいない時以外は必然的に親の心のサポート役的な立場になっていました。友人と遊ぶ時間が削られることに違和感を感じていました。
甘えん坊とは程遠い
幼いころの環境より、人に甘えたりすることが苦手だったりするきょうだいの方が多かったりします。よって変に人に気を使い過ぎたり、距離感がバグったり、見えないところで我慢していたりします。素の自分でいられることが羨ましいときも結構あるんです。
きょうだいでも立場で性格は変わる
きょうだいの会という全国各地にあるきょうだいが集う会に私は度々参加していて、思うことは兄、姉、弟、妹、長男、次女、末っ子、一人っ子、年の差きょうだいなど、それぞれの境遇で性格も様々でした。
また、片親家庭だったりなどでも性格はさらに変わります。
きょうだいと一括りにしても色んなタイプの人がいます。
読者にはきょうだい きょうだい児(者) というキーワードを知ってほしいです。まだまだ社会認知度が低いことより、発信の必要性が見込まれると感じています。
それぞれのケアやサポートも必要になりそうです。
自分らしく生きれる場所
私はいくつあっていいと思ってます。それは家庭ではない故郷であったり、または人との触れ合いであったり、それは人それぞれです。
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