織田和博

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‟脱中心化″で苦しみから離れる

 瞑想をしていると、いつの間にか思考が始まり、さらに怒りや喜びなど感情が生まれることもあります。このような場合、思考や感情に気づき、観察して、消えるのを待つ。つまり、その思考や感情を、判断や反応ません。自分自身から、思考、感情の距離を取ります。  自分自身から、思考や感情と距離が取れている状態を『脱中心化』といいます。  瞑想中の特別な状態では、ありません。 普段でも、苦手な人と会った時、苦手な人のことを思い出したとき、身体や頭は反応を始めます。腹が立つ。むかむかする。イ

    • 気持ち・感情がコントロールできないときの瞑想

      誰かと会う必要があったり、仕事に行かなくてはいけない時に、元気を出そうとしても落ち込んでしまう。 自分を少しでも傷つけられたとき、必要のないほどに怒ってしまう。 自分の気持ちや感情が抑うつ傾向になっている時や、必要以上に興奮してしまう時、何が原因しているのだろうか。 また、どう対処するのか考え、その方法、訓練としての瞑想を紹介します。 気持ち・感情≠私 『私』は「気持ち・感情」だけでなく、「思考」「記憶」「イメージ」「感覚」などを【意識】できます 気持ち・感情の抑

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