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仰げば尊しを久しぶりに歌った

今日、3月21日は「ランドセルの日」。
小学校の卒業式の時期に合わせ、3+2+1=6で「6年間ありがとう」の意味が込められているのだそう。読売新聞の「編集手帳」を読んで知りました。

卒業式といえば、短大、高校、中学と経験してきたけれど、小学校の卒業式は今も忘れられない思い出です。

呼びかけの時に流れていたBGMのくるみ割り人形、卒業式用に買ってもらった水色のワンピースに初めて袖を通したときの嬉しさ。大好きな担任の先生とクラスメートと別れなければならない寂しさ。

中学から短大までの卒業式は全然印象に残っていないのに、小学校の卒業式だけは、その時の情景が今でも鮮明に思い出せます。

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今日、地域の敬老会のお手伝いに行ってきました。
一年を通して開催していて今日が令和5年度、最後の日ということで皆さんで「仰げば尊し」を歌いました。

いつ聞いても、心に沁みる歌だなあ。

なんだか皆さんの歌っているお顔を見ていると、口を大きく開けて歌う人、目をつむって歌う人、はるか昔の在りし日を思い出しながら情感豊かに歌っているのかな〜と想像すると、少し胸があつくなってしまいました。

昭和の頃は卒業式の定番だったこの歌も、時代の流れで恩師への感謝を強要しているという考えや、古い日本語の表現を理解することが難しいなどの理由で、歌われなくなったようですね。

仰げば尊し 我が師の恩 教えの庭にも はや幾年
思えばいと疾し この年月 今こそ別れめ いざさらば
互いに睦みし 日ごろの恩 別るるのちにも やよ忘るな
身を立て 名をあげ やよ励めよ 今こそ別れめ いざさらば

仰げば尊し 

こうして、一つの詩として読むと確かに古い日本語と言われることも無理はないけれど、あのメロディがあるからこその歌なんだけどな~と昭和世代のおばさんは、ちょっと悲しくなったりします。

あ、でもRADWIMPSの「正解」も好きですけどね。(洋次郎推しです)





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