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介護という現実
今日、父が退院しました。
2週間という日数は、健康に暮らせている私にとってはあっという間でしたが、父にとってはダメージが致命的でした。
入院前は、トイレもお風呂も着替えも全て自分でできていましたが、家に帰ってきて杖なしでは歩けず、着替えも手伝わないとできないほどに…。
覚悟はしていたけれど、これからは今までの介護とは質が違ってくるようです。
まず、食べるもの。基本、何でも食べていいがとにかく細かくしないと、直径2センチのステントの管の中は簡単に詰まってしまうらしい。
入院しているときはお寿司が食べたいと何度も懇願されたけれど、食べてはいいが、8等分にするくらいのイメージを持ってください、と先生に言われました。
あれが食べたい、これも食べたい、と食べることに執着があることは生きる原動力になるなので、できる限り食べさせてあげてあげることが大切なようです。
それと入浴。
段差があるお風呂は今の足の筋力だと無理なので、デイケアなどを利用するか、我が家のフラットなお風呂に入れるか、もしくは訪問入浴を頼むか。
明日はケアマネさんが訪問してくれることになったので、色々相談してみようと思います。
介護の先輩諸氏の話では、1人で抱え込まず必ず誰かの手を借りることが大切だといいます。
私も母も共倒れにならないよう、使えるサービスは利用させてもらいながら、父に寄り添っていこうと思います。
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