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誰かに伝えるための文章を書きたい

今日は朝からウグイスが元気よく鳴いていて、春の気配が一気にやってきたよう。窓から入ってくる風もとてもさわやかでした。

今日と明日は、オンラインで一田憲子さんのライター塾です。
憧れている方から、直接指導を受けられる貴重な機会。全神経を集中させるような心づもりで受講しました。

6人の受講者の自己紹介が終わって、一田さんから「書く」ことについてのレクチャーをしてもらいました。

読み手がいるという前提で、「誰か」に伝えるための文章はどうすれば書けるか?

「今日は〇〇に行きました、△△をしました」で終わってしまうのはただの日記になってしまいます。有名人か、推しの日記でないかぎり、あなたの文章を誰も読もうとは思わないでしょう。

誰かが読んでくれるという文章、すなわち伝わる文章というのは、
なぜそう思ったか、、その考えにいたるまでのプロセスに、「そうそう」と心を重ねてくれ、共感して読んでくれます。

一田さんの講義より


自分の中で「なんとなく分かっている状態」のものを、お腹のなかでよっしゃ!わかった!となるまできちんと分析していく過程が大切だということです。

文章には
1.事実を事実として書く文章(自分を出さない)
2.自分を出して書く
という2つのパターンがあり、
1の事実を事実として書く文章は、初めて読む人にもわかるように、事実の骨格を積み重ねる作業を限られた文字数のなかで書くこと。
2の自分を出して書くということは、事実なんだけど書き手が分析して「真実」に格上げする。これには、普段から本を読んだり、体験したり、思考を深めたりと自分の引き出しを増やしていくことが大切だということです。

それを踏まえた上で、3つのお題が出され文章を書いていくことで分かった事。
私は、事実を事実として書く文章は「何を伝えたいかわかりやすい」と、褒められましたが、自分を出して書く文章になると、時間が足りず、と言うか、引き出しの中身が少なすぎて、うまくまとめることができませんでした。

添削を受けているときに、一田さんに「この時はどう考えたの?」「それはこういうこと?」と質問されながら、「あ~、そうそう!」と腹落ちすることがたくさん出てきました。

日頃から物事をちょっと深堀りしながら考えることができていないということが露呈してしまった、今日の講座。

10時から18時まで、あっという間の時間でした。自分だけではなく、他の5人の受講生の方の添削も聞けてとても勉強になりました。

明日の講義はインタビュー形式だそう!自分の仕事にも直結することなので、できるかぎり吸収していこうと思います。


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