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#2 迷惑じゃなくて、リーダーシップ

昨日、ある保育の現場にいました。

そこは広い園庭のある幼稚園で、午前は外遊びをたっぷり楽しむのですが、午後はお昼を食べて、そのままお部屋で過ごし、帰りの支度をする流れのある園です。

お昼の1時前、お昼ご飯を食べ終わった頃、あるクラスの子どもたちが珍しく園庭へ出てきました。

楽しそうに遊んでいる様子を見ていると、クラスのある男の子と、そのこの補助に入っていた先生が、

「◯◯くんが、どうしても外で遊びたいって言ったから、みんなが付き合ってくれたんだよね」

とのこと。

いつも、「こうしたい」が強くあるその子の様子を見て、担任の先生が外で遊んでいいよと声をかけたのかな?と思いました。

そして、「ちょっと困ったけど、、でも良かったね」という補助の先生。

ちょっと困った出来事なのかもしれないし、
その子は、自己主張しすぎちゃったのかもしれないですが、

私には、とてもその子のリーダーシップを感じさせる出来事でした。

「いつもの…」「決まった…」を変えていく力
クラスの子どもたちを巻き込んでいく力(他の子たちもとても楽しそうに遊んでいました)

ちょっとネガティブに感じられることの、魅力的な側面を見つけてみる。

いつもだったら、を、「変えてみようかな」と思える。

そんなやわらかさと知性と発展性にあふれる、保育という人間社会が出来たらと思った昨日でした。

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