【散策日記】妙見口駅周辺
2024.6.15
不意にどこか行ったことのない終着駅に行きたいと思い立った。日常の生活圏から外に出たいという欲求と見知らぬ終着駅の雰囲気を味わいたいという好奇心の結果だと思う。遠すぎず、けれども身近すぎないところを目的地とし、列車に乗った。
終点に向かう途中の駅で乗客が降りて行き、だんだんひとりじめできるスペースが増えていく列車内。車窓からはさっきまで住宅街が見えていたが、山や川の風景が増えていく。終点に着くと、鉄路が終わりここから先は列車は自分を運んでくれない呆気なさ