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2019年2月の記事一覧
料金改定の先にあるもの2
僕は現在アシスタントが1人ついて、月の売上の平均が110万円位です。
(商品販売は入っていません)
平均単価が8500円位です。
月に切らせて頂く人数は130人位です。
この数字、美容師としては忙しくもなく、業界からするともっと頑張れよ。
との声も聞こえそうです。
ただ、週に2日必ず休み、日曜もたまに休み、19時には仕事を終え、朝も特段早くない。
年間で少なくとも115日は休んでいる。
こ
料金改定の先にあるもの
料金改定をするのは美容師としては非常に怖い事です。
何故なら値段を上げる事でお客様の数が減ることはあっても増える事がないからです。
そして、お客様の数がどの位減ってしまうのか、という事ですが。
仮に極端な話、いらして頂くお客様の数がかなり減ってしまって、美容師として食べていけなくなった場合。
僕は潔く受け入れます。
市場が僕を求めていないなら、淘汰という事を受け入れます。
仮に食べていけ
メニューの縮小という選択
美容師をしていると、
カラーリングの相談や
パーマの相談
という予約が入ります。
これは
カラーリングをするかもしれないし、しないかもしれない。
パーマをかけるかもしれないし、しないかもしれない。
でも予約はしない事を前提にとってはいないので、するかもしれない、という事が前提で時間を確保しています。
ここで美容師の心理を考えると
「時間は取ってるし、カラーリング、もしくはパーマをかけないと
此処が変だよ美容室の料金設定
よくある価格設定に
カット4000円
カラーリング6000円
っていうのがあるのですが、
どう考えてもおかしい。
だってカラーリングを塗るのは難しいけど、薬が優れているので、コツを掴み練習すれば大丈夫です(デザインカラーは別)
カットと比べると圧倒的に簡単。
カットは
・好き嫌い
・似合う似合わない
・髪質
・長さ
・時間
・前髪
・フェイスライン
・出来る出来ないの判断
・カウンセリン
微細の追求
美容師の仕事は常に「微細の追求」の積み重ねだと思っています。
僕がカットで拘っているのは、隣の髪とのズレ。
上下、左右、斜め。
常に隣の髪に合わせるのではなく、ほんの少しだけズラします。
1ミリにも満たないズレは最終的には髪型に大きな影響が出ます。
大きな事ではなく、小さな事にこそ心を込めて仕事をしたいものです。
メニューの多様化
カットやパーマやカラーリングの売上は下降を辿る一方の業界なので、メニューの多様化に走る美容室が多くなっています。
例えばエステ、ネイル、など。
これらは同じ時間を使っているので、結局は何か1つのメニューを特化してその単価を上げる、という選択の方が良くなります。
これからはメニューの多様化ではなく、技術を特化し、その技術にこだわりまくり、ニッチの世界を目指した方が、個人美容師には良さそうです。
カットの値段を考える
僕のイメージでは調布府中を見ているとカットの値段は大体4500円位なのか。
高くても大体5000円。
個人店で5500円。
仙川を含めると6000円がほんの少し。
例外のお店は仙川で7000円。
例外の理由はここではやめておきます。
カットは心を込めたシャンプーを含めると大体1時間はかかります。
1時間を4500円。
美容師(お客様を切れるようになるまで)になるのはどの位練習が必要なの
白壇
喫茶店の白壇。
雰囲気もさることながら、白湯というサービス。
お水と言えばなんでもかんでも氷を入れてあって。
僕は冷たい飲み物を飲まないので、本当に嬉しいサービスでした。
裏通りで分かりづらいですが、とても素晴らしいお店です。
クレームという喜ばしいこと
美容室において技術のお直しを何故クレームと言うのでしょうか?
お直しはチャンスであり、自身が未熟だからではない。
お直し率が高い美容師は、要望を言いやすい美容師であり、お直しが言いづらい美容師は要望が言いづらい。
美容室において、例外を除きクレームという表現は間違っている。
お直しウェルカムウェルカム。
コストパフォーマンスというマジックワード
世の中コスパコスパって。
同じものなら安い方がいい。
出来るだけ良いものを出来るだけ安く。
そんなワガママの積み重ねが今の日本。
もしかしたらチップの制度がないからそうなのか。
前回髪を切りに行った美容室(とても良いお店)は僕が美容師だということは知っていて、値段が安いお会計でした。
いやいや。
そうじゃないんだよね。
良いサービスにはしっかりとお金を払いたい。
払わないと自身のサー