今日も予定変更 西沢渓谷へ ー 秋を満喫山梨タビ まぼろしの大豆を追え! ー
まいど、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。山梨のタビ2日目、本日は、山梨県北東部の渓谷へご案内いたします (^^♪
今回の旅、目的を再掲します。
まぼろしの「あけぼの大豆」は明日のお楽しみ(予約済)
そして、〇〇の秋といえば、
スポーツ、運動の秋ですよね。
ということで、本日は(も)体を動かします。
てっちゃんの記事がきっかけで
山梨県と埼玉県の県境にある三峯神社へ
が!
調査不足、三峯神社奥宮は、10月9日で閉山、神様は冬ごもり中であった。
どうするなぐなぐ
◇◇
ということで、やってきました!
西沢渓谷
昨夜、ホテルでの厳粛な会議を開催、妻の内諾を得たのであった。
山登りの基本、早朝出発
8時半で駐車場には、関東圏ナンバーのくるまが多数集結・・ 関東の民、恐るべし
西沢渓谷
改めて、説明しよう!
昨日訪れた昇仙峡は、富士川の支流である笛吹川のさらに支流の荒川が作り出した渓谷であった。本日の西沢渓谷を形づくる川(西沢)も笛吹川の支流である。地図を見ると、どちらの川も国師岳あたりを源流としているのだが、東西に分かれて流れ出し甲府市内で合流、富士川として駿河湾に注ぐ。
雨粒ちゃんの気持ちになると
同じ雨雲仲間で国師岳に降り落ちたのに、些細な違いで「あーれー」東西の川に別れてしまった。永遠の別れかと思ったら、再び「やあ」久しぶりと、出会う感じだ。
国師岳の東側にあるのに西沢(笑)。その西沢渓谷の川沿いを、ぐるっと一周する散策路が整備されている。
時間も3時間~3時間半くらい必要なので、朝早くからの行動を心掛けよう。
あ、申し遅れましたが
いまは、10月 誰が何と言おうと今は秋なのだ!
秋の気分で読んでね~(ちなみに、このコース冬期閉鎖してます)
道の駅オープンは、9時・・
昼飯げっとできず・・ 非常食だけの、わびしい一日になりそうだ。
最初の30~40分はらくらく、登山靴を履いていることが恥ずかしくなるくらいの道のり
それでは、渓谷美を写真多めでお届けしまーす。
うなぎ床と呼ばれる辺りから
川の近くに降りていく道になる
そして、ついに
川の向こう岸、木陰に人が見えるだろうか? そこが道だ。
登山道になってきた
あしもとには、滝が
うえを見上げれば
小さな小さな流れ(沢)を横切り
蜘蛛の巣にもめげず
折り返し地点
一番の景勝地である「七ツ釜五段の滝」にとうちゃーく!
が!
展望台が整備中で、滝に近づくことはできませんでした。
残念・・
ここまでで2時間弱
帰り道は、旧森林軌道(トロッコ鉄道の廃線跡)を歩く、
森林軌道にたどり着くまで、危険を感じる足場の悪い急登であったが、たどり着いてしまえばあとは楽ちん
なんてったって、トロッコが走っていた道、ゆるやーかな斜度があって、勝手に足が出る、快調な道だ。
この森林軌道、主に木材の搬出に使われていた。
トロッコを馬が曳いて中腹まで上げる、伐採された木材をトロッコに乗せた後は、下り坂。斜度に従って降りてくるのみ。
トロッコを運材夫と呼ばれる運転手が、せびと呼ばれる(ブレーキ)だけで操って降りてきていたらしい。
おりゃーーーっ!!
って、感じで大迫力で疾走してたんだろうな、想像するだけでワクワクする(オイラ、スピード狂ですww)
ひこいっちゃんころばし
かなり深い渓谷の断崖を、蛇行する川に沿って森林軌道は走る。歩く分には道は広くてなだらかなのだが、レールを走るトロッコにとっては急カーブの連続だ。
事故もあったようだ。
名手?彦一さんがトロッコごと転落した場所に名前がついていた。
歩いてみるとわかるが、負傷ってレベルで済まない高い崖だ。永遠に下までころばりこみそうな崖。彦一さん、仲間からずーっといじられたんだろうなぁ・・
◇◇
早起きは三文の徳
コースタイム通り、3時間半で駐車場に戻ってこれた。ただいま正午。
午後からは、お土産探し、なぐツーのおススメを紹介するよ!
なぐツーおすすめ
ひとつめ!
シャトー酒折のワイン
オイラは、甲州ドライと、甲州にごりという銘柄が好き。にごりは、地区(畑)ごとに味わいが異なり、11月に入ると3地区が順に登場します。制覇したくなっちゃいます(笑)
工場見学と試飲も可能。甲州ドライは、気取らない日常のあっさり和食に合わせて欲しい。
もういっちょ!
甲州味噌とは、米麹と麦麹をミックスさせた麹で醸した味噌。全国的にも珍しい。稲作が厳しい土地だからこそ生まれた味噌、名物ほうとうには欠かせない味です。あと、とうがらし麹もおススメ、やさしい味わいのピリ辛調味料、我が家では柚子胡椒の代わりに大活躍です。
あっ、ちなみに五味醤油ですが、醤油は造ってません(笑)
さいごに!
本の紹介です。
発酵デザイナー、小倉ヒラク著『発酵文化人類学』
この本で、五味醤油の存在を知って、ぜひ訪れたいと思っていたのだ。
発酵に興味のある方、必読!
発酵と人間の関係をすごくわかりやすく、楽しく読了できる。食に対する意識が変わる本。そして、日本の食文化のすばらしさを再認識して、旅に出たくなるはずだ。そして、日本酒と甲州ワインも呑みたく・・(結局それかい!)
予定変更だらけの山梨タビ、
明日も、〇〇の秋を満喫するぞー
そして、まぼろしの大豆を手に入れるのだ。
(つづく…)