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世界で一番幸せな国!フィンランドの暮らしから学ぶおうちご自愛術

コロナ禍で迎える2度目の秋。みなさまいかがお過ごしですか?
夏の疲れがのしかかってくる秋は、新しいことを始めるのではなく、自分が幸せになるための小さな変化を日常に取り入れてみるのはいかがでしょう。

国際連合が毎年3月に発表する「世界の幸福度ランキング」。※1
世界の156の国を対象に2012年から毎年行われているこの調査は、GDPや社会的支援の充実性、 健康寿命などの6つの基準と、自分の生活にどのくらい満足しているかという主観性を加味して順位付けをします。

その調査で4年間連続1位の、大自然とサウナの国・フィンランド。※2
私もコロナが流行る前に旅行をし、たった数日間でもフィンランドのゆったりとした雰囲気や穏やかな国民性に魅了されました。

まだまだ終わりが見えないおうち時間。
私は旅行中に気付いたことや、フィンランド在住のかたが動画配信サービスYoutubeに投稿している暮らしの動画を参考に、「なんちゃってフィンランド暮らし」を楽しんでいます。

みなさんも世界一幸せな国の暮らし方を取り入れて、コロナ禍でまだまだ続くおうち時間に小さな幸せの花を咲かせてみませんか?

キャンドルのゆらぎでリラックス

左から:サンド、クリア、レイン、フォレストグリーン

フィンランドはキャンドルの個人消費量が世界1位
現地の雑貨屋さんでは、多種多様なキャンドルとキャンドルホルダーが販売されていました。
クリスマスなどの特別な日はもちろん、普段の夕ご飯の時間やお酒を飲む時間にも、フィンランドで暮らす人々はキャンドルに火を灯します。
私が旅行でお世話になったホテルでも、ロビーのテーブルにキャンドルが置いてありました。

キャンドルの揺らめく炎とその動きに合わせて不規則に揺れ動く陰影に、ほっとしたことはありませんか?
キャンドルの炎には、たき火や小鳥のさえずり、波の音などのリラックス効果が証明されているものと同じように「1/fゆらぎ」があります。※3
1/fゆらぎとは物や音の不規則な変化や動きのことで、このゆらぎがあるものを見たり聴いたりすると、人間はリラックスすることができると近年注目されているものです。
さらにアロマキャンドルを使えば、リラックスできる香りも楽しめて一石二鳥でしょう。

北欧雑貨|フィンランドのキャンドルメーカーKLINTA(クリンタ)のキャンドル

iittala|フィンランドのキャンドルホルダーメーカーiittala(イッタラ)のキャンドルホルダー

Fika(フィーカ)でひと息

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フィンランドのかたがとても大切にしている、特徴的な習慣のフィーカ
1日に2回、午前10時と午後3時、コーヒーを飲んで甘い焼き菓子を食べながら、仕事仲間や友だちとお茶をする時間です。

時間の使い方が自由なおうち時間。この時間になったらフィーカをするから、それまではこれをしよう!という姿勢でやりたいことに着手してみてください。
作業の終わり時間を決めているうえに素敵な休憩時間が待っている!とわくわくして、けっこう作業が捗ります!
そしてフィーカの時間になったら自分の好きな飲み物と軽食で、リラックスに専念しましょう。

本場で定番なのはコーヒーとシナモンロールですが、組み合わせにこだわらず、自分の好きな飲みものとお菓子でフィーカを楽しんでみましょう。
ちなみに私は、カフェオレやハーブティーと、クッキーやポテトチップスを食べています。(笑)

おうち時間はひとりだったり、家族と過ごしていたりするかと思います。
そういうときは、ひたすらにひとりの時間を楽しむのも、友だちに連絡をしてみるのも、家族に「フィーカにしない?」と声をかけてみるのもいいでしょう。
ぜひ自分なりのフィーカを探してみてくださいね。

家の中に自然を取り入れる

Aalto Collection ベース iittala _ scope


テレビやYoutubeの動画でフィンランドに暮らすかたの動画を見ると、必ずと言ってもいいほどインテリアとして飾られている、観葉植物や花が生けられた花瓶、ドライフラワー

平均気温が0度を下回る厳しい寒さが訪れるフィンランドの冬。家の中で過ごす時間が長いからか、家具はパイプなどの金属製の無機質な素材よりも木材を使用したものが多く、ファブリックもアースカラーであたたかな色味のものが多いです。
植物はそんな家具でまとめられた部屋に、とてもマッチするのでしょう。

家具を総入れ替えすることは難しいと思いますが、植物だったらかんたんに日常に取り入れることができます
無機質でシャープな素材が好きなんだ!とインテリアにこだわりを持つかたも、植物を飾るくらいであれば部屋の雰囲気を損ねず、むしろ部屋のおしゃれなワンポイントになるのではないでしょうか。

私はテーブルに置けるサイズの観葉植物や切り花、ドライフラワーを、玄関から寝室まで、部屋という部屋に飾っています。
植物が置いてあると、部屋全体が生き生きと、明るくなったような気がするんです。
バスルームは季節に合わせた造花を飾ります。今の季節であれば、秋色のかわいい造花やハロウィンを意識したブーケを飾っています。

植物と暮らすと、不思議と天気や風を気にするようになりました。
日差しが強くなってきたから鉢をカーテンの陰になるところに移動させよう。風が強いから今日は外に出すことをやめようかな。
家の中にいながらも外に意識を向けるようになることで、突然の豪雨のあとの晴れ渡った空や、夕暮れの複雑に溶け合った空の色に出会うことができました。

お花のサブスクリプションも、おうち時間で注目されたように思います。
配達までがサービスに含まれているので、外に出ることが難しいかたも気軽に植物を楽しむことができますね。

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「なんちゃってフィンランド暮らし」で自分を幸せにしてあげよう

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ここまでかんたんに、今日からでも取り入れられるようなフィンランドの暮らしの特徴や文化を紹介しました。

無理なく取り入れられそうな方法をひとつひとつ試していただくことも、よくばって、観葉植物をテーブルに置いて、部屋の明かりを落としてキャンドルを灯し、家族と語らってもいいでしょう。
大切なのは、それを通して自分をリラックス、ご自愛してあげること

明日のあなたが、今日より少しでも幸せな気持ちで過ごせますように。
この記事が、あなたの幸せのきっかけとなれば嬉しいです。

※1 世界幸福度調査World Happiness Report2020の概要と関連質問紙提供について
※2 2021年3月20日現在
※3 キャンドルの炎を見ていると癒される?その理由に『1/fゆらぎ』があった!

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