ろくのへこどもクッキング開催しました
今年からスタートした六戸町のこども食育事業。
食育プログラムとメニューは弊社と、
分子栄養療法専門家 田中裕規さんと一緒に監修させていただきます。
こどもクッキングは、町内にある全ての園を回って年長の皆さんに、料理を通して生きる力、健康になる種まきをしていこうというプログラムです。
初回は、町内の「こども園 おひさま」にお邪魔しました。
とっても元気なこどもたち。準備をしているときに
覗きに来たり、挨拶してくれたり、ワクワク感が伝わってきて嬉しい‼︎
こどもたちには、今回のレッスンでのミッションを最初にお伝えします。
きょうのミッション
火をカセットコンロでつけてみよう
おにぎりをにぎってみよう
かんづめをあけてみよう
おべんとうをつめてみよう
「まごにはやさしいわ」をさがしながらたべてみよう
ごはんを炊く・・・から得られる料理以上のこと
オール電化やIHヒーターが増えて、生の火をみたことのない子どもが増えています。災害でライフラインがストップした時に備えて、カセットコンロな
ど準備しておくと安心です。
家族でカセットコンロを使って、鍋でご飯を炊いてみると
・火に触れる機会ができる(火育)
・カセットコンロの使い方を覚える
・炊飯器がなくても、温かい出来立てのおいしいご飯が食べられるようになる(もらうだけではなく、与えられる人になる)
・炊飯器で炊くよりも早く炊飯することができる
など、学べることがたくさんあります。
はじめて、生の火を見る子。
カセットコンロに初めて触れた子。
火=危険 と教えるのではなく、どんなことをしたら危険か
どんなふうに使うと便利なのか 特性をきちんとこどもたちに伝えられたらいいなぁと思います。
缶詰。。。一人で開けられる?
缶切り使わないから大丈夫でしょ?ではありません。
こどもにとっては、力の入れ方や、どこに力をこめたらいいかもわかりません。
20代の子は缶切りの使い方もわからない子も少なくありませんし
小学生でも、缶詰を開けたことがない子、初めて開けても、もったいないなと中身を指で取り出そうとして切り口で怪我をする子もいます。
なんでも、体験して、どこに気をつけたらいいかを家族でやってみるのもおすすめです。
おにぎり、1人で握れるかな?
以前、中学生向けの調理実習でおにぎりを作ってもらったことがあるのですが、手に水をつけすぎでお米がボロボロになる子。。
塩のつけ加減がわからなくて、塩辛くなってしまう子。
力加減がわからず、お団子みたいになってしまう子。
コンビニのおにぎりに慣れ過ぎて、素手で触ったおにぎりを気持ち悪いと思う子など様々です。
上手く握れなくてもいいので、まずはやってみること、みんなで楽しんでやってみることが大切です。
お弁当、詰めたことがある?
食べるだけでは、伝わらない、作る相手からのメッセージ。
どんな風に入れたら美味しそうに見えるか。
隣のおかずと味がうつったら気持ち悪いな。。
など、詰める作業だけでも、考えることや、気配りなど
やってみると見えることが沢山。
周りをキョロキョロみながら詰める子。
見本も見ずに独走する子。
同じ容器、同じ中身でも個性が出るのがとっても面白いのです。
栄養って何食べたらいいの?
バランス良くと言ってもなかなか難しいもの。
ゲーム感覚で、何が入ってるかな?と考えるだけでも
十分な食育になります。
今日の給食なんだった?
それにはどんな具材が入ってた?
どんな味がした?
など質問するだけで、こどもも大人もちょっと考えて食べる習慣がつきます。
何も考えずに、空腹を満たすだけの食事は動物の餌と同じ。
せっかく考えられる知能や、それを作れる体もあるのであれば
自分の体を作る材料になる食事は自分で選んで作れたらいいですよね。
その体が、あなたの人生を作る
と考えるだけで、大切な人には、健康の貯金のつもりで食べ物が選べたらいいなぁって思います。
今回も、とってもかわいい笑顔に
素敵なサポートありがとうございました。
こどもたちや、地域の未来のために
チームでできることをやっていきたいなと思います。
どんどん巻き込んで、次の世代へも繋いでいきたいと思います。
素敵な活動をされている六戸町。
こども達と野菜の栽培をしたり、食育活動をしたり
ここから全国のロールモデルになればいいな♡