オーリム

つい先程、ポケモンの新作ゲーム、ポケットモンスタースカーレットをなんとかクリアしました。オープンワールドだと収集癖がある私は一生ストーリーが進まず途中で飽きてやーめたする、という罠にかかってしまうので、ストーリーを終わらせるのはなかなか至難の業でした。でもそのおかげでそろそろ図鑑コンプリートできそう。

以下、致命的なネタバレにならない程度にネタバレしてます。

率直な感想として、大きく舵を切った作品だったなあと思いました。今までのポケモンの醍醐味だったリーグでチャンピオンを倒すとか、伝説を捕まえるとか、そういうイベントが今作では割と全てぬるっとしていて、それら全部終えてからが本編、みたいな感じ。もちろんそのぬるっとした数々のクエストは全部楽しいし、絡んでくるキャラクターがいちいち愛おしいので、このまま平和的で自由なポケモン、として終わらせるのもアリだったと思う。あ、ざっと流れを説明すると、学校の課外授業、「宝探し」が開催されるとこから始まるんだけど。宝探しには大まかに3つのクエストがあって、それらを全て終えたらエンディングかと思わせといて、なんとそこからが本番クエスト突入、それをクリアしてようやくエンディングっていう。最後のたった1割にも満たないストーリーが全ての感情を突き動かして、グラフィックも世界観も音楽もいい意味でポケモンらしくなくて、それがなんだかすっごくワクワクして、小学生ついて来れるか?と少し心配したレベル。最後のクエストの名前もなかなかに粋だったし。もうどんな言葉で表せばいいのか分かんなくなってるけど、それほど22歳を興奮させる作品だったということで。

剣盾みたいに追加コンテンツきたらいいな。色んなサンドウィッチ作って色違いも集めたいな。まだまだやることは尽きないけど、私にとってゲームしてる時間そのものが宝物だよなあって、思ったりした。現実のどうしようもなさは捨てて、そっちの世界にはやくいきたいな。科学の力ってすげーんだから。

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