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♯映画館での出来事

超HSPの私は日常生活で生きづらい事が多々あります(T▽T)

episode1 映画館での出来事

映画館デートで流行の恋愛アニメを鑑賞することになりました。気持ちは恋愛モード!ウキウキで鑑賞スタートです!

しかし、クライマックス。感動ですすり泣く声が劇場内で聞こえる中、全く涙が出て来ません。と、いうより感情移入が出来ないんです。いつもだったら号泣している筈なのに!どうして?! 

その答えはスクリーンの中にありました。   クライマックスの大事なところで、主人公がヒロインの元へ猛ダッシュというシーン。息も切れきれ、夏の日差しで汗が滴り落ち、「彼女のもとへ」という強烈な必死さが伝わって来るんです。

…が、だがしかし!

ここでHSP特有の性質発動です!

『矛盾異常感知システム作動!』

※私たちHSPの性質として、不自然や矛盾を普通のかたより敏感に感じ取るところがあります。

その矛盾の矛先は主人公の走る姿勢にありました。ヒロインの元へという強い思いとは裏腹に、身体が前ではなく上に跳ねるように走る映像に吐き気がしてしまうのです。気持ちが彼女に向いているのか?違和感この上ない矛盾…。でも、表情は必死で苦しそう、だがピョンピョンしている。

「はぁ〜ダメだぁ!気持ち悪い!気持ち悪い!」不快で眉間にシワが寄ってくるのを感じる。

色々なカットで、主人公オンリー走るシーン!エンドレス!無駄に長し!この上なきこと!

「やめて!やめて!やめて!やめて〜!」

自分が映画をこんな気持ちで鑑賞しているということがバレていないか恐るおそる隣をチラ見すると…

頰をつたう一筋の美しい涙が

彼の純粋さに自分の性質が悲しくなり

虚しくなり不甲斐なくなり

静かにスクリーンへ視線を返しました。

すると、

そこには彼女の元へ、必死に主人公がまだ走っているではありませんか。


でも、

「やっぱり!うぉぼえ〜ーーーーー!気持ち悪い!」

ごめんなさいアニメ制作関係者の皆様!私の性質が全て悪いんです!


悲しきかなHSP!頑張れ超HSP!( ;∀;)Hu


因みに、「鬼滅の刃」OPで題名消えた後すぐの炭治郎ダッシュのシーンだいすきです!超前のめりで絶対走り辛いと思うけど(笑)  by 超HSP

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