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資本主義の追いかけっこ

やっと梅雨が明けたばかりなのに、ファッション業界はもう秋物を売り出した。

わたしなんて、外に出ていないから今年の夏服も買ってない…

メルカリに出品してから今年のものを買おうと思ってたら置いていかれた。

世界の休み時間みたいな2020年。

君たちだってもうちょっと とろり と生きてはくれないの?

以前、出版社の人から聞いたことがある。

「出版社は本を毎日売り出さなきゃやっていけないから、本屋の棚が毎日入れ替わっても余るほど本が出ている。本屋で面陳してもらえるものなんて限られてて、人に読まれずにダンボールの中で消えていく本もたくさんあるんだよ。」

ダンボールのなか。

最近はTwitterでバズれば書籍化、インスタの料理をレシピ本化、小説家のTwitterを書籍にまとめる、そんなようなことが目につきますもんね。

読者を、消費者をおいてけぼりにして、なんだかお金や商品の流れだけが

ドンドンドンドン

速くなっている気がする。

そんなことを考えてると、幼いころに読んだ、トラが自分の尻尾を最後は溶けてバターになっちゃう話を思い出す🐅

ドンドンドンドン

資本主義がはしるはしるまわるまわる

そしたら最後はどこにいくの?

飛んでっちゃうの?

速すぎて見えない。

ファッションの流行に追いついた彼らは、

きっとはだかの王様だな。


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