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社会人3年目、3つの罠

社会人3年目も終わりに近づいてきました。12月で25歳になり、高校生のときに想像していた大人像と比べるとまだ子どもだなと感じますが、悪いことばかりではないので時間が解決してくれることを祈ります。今年は、人生で初めて転職するなど、大きな意思決定をした1年でした。2023年の振り返りを兼ねて、この1年間の特に大きな気づきを書き残します。

罠①:成長を短期で捉えすぎる

社会人歴が浅いと、社会人としての自分像がはっきりしないが故の不安で、とにかく成長したいという衝動に襲われがちでした。いやむしろ、自分の内なる欲求ではなく、外からの見えざるプレッシャーから、”成長しなければいけない”と思っていたと書くほうが正しいかもしれません。

社会人としての成長は仕事を通じてしか実感することは本質的には恐らくできないため、成長に対する焦りと連動して、1つ1つの仕事のゴールを早く見たいという欲求の高まりと社会人1~2年目の時は特に闘っていた気がします。(今も、闘っていますが)

ただ、ゴールまでのリードタイムが短い仕事の難易度は往々にしてさほど高くないことが多く、数をこなすことによる成長は否定しないものの、リードタイムが長い仕事に対して、根気強く向き合い続け、日々の細かなタスクを積み上げてゴールに導く経験をすることが、結果的には成長を大きく後押しするのだと今年になって気づきました。そして、その経験こそが一番面白いのだなぁとも。少しずつ変わっていく、出来ていく感覚がとても味わい深いです。

また、これは自分自身にも恐らくはてはまることで、積み上げによる少しずつの変化を楽しむこと、もしかするとそれはメタ認知しづらい or すぐには出来ないことかもしれませんが、目に見えるわかりやすい成長などもしかするとないのかもしれません。

成長というワードに固執しすぎることで、仕事を積み上げることの面白さに気づけないことは、逆に成長を阻害してしまうことがあることには注意すべきかなと思います。

罠②:初期設計にこだわりすぎる

社会人1~2年目のとき(今もですが)、最初につくった設計図にこだわりすぎるあまり、設計図とズレが生じた時に、失敗したと思ってしまうことが非常に多かったです。最初の設計図通りにいく仕事もなければ、「こうしたい」に対して妥協をしなければいけないシーンも絶対に出てきます。ただ、恐らくそれこそが仕事の醍醐味であり、楽しむポイントなのだと気づきました。「想定と違うことが起きた、じゃあどうする?」と次々に考える機会を与えてくれる仕事の方が本当は面白いのだと思います。(精神的にきつい時もありますが)来年は設計図をもっともっと塗り替える面白さを楽しんでいきたいなと思います。

罠③ :フィードバックに踊らされる

今、企画職として働いているため、企画原案を作成してフィードバックをうける機会がかなり多くあります。この時、相手のフィードバックをどこまで活用するか?という判断が難しいなと感じる瞬間が多くあります。特に役職が高い方からフィードバックを受けるときにこの難易度は上がる傾向にあるなぁと感じます。

前職もCEO直下で仕事をする機会をいただいていたため、「CEOが言うならそうなのか」とフィードバックを全て飲み込むことが多かったなと振り返りますが、完全に良くない姿勢だったなと反省しています。恐らく自分の原案を構造的に説明出来てなく、こだわりもそこまでない状態だったと思います。

自分が動かしている仕事は自分が最も知っている(知っているべき)という前提の中で、フィードバックをどう活用するかを判断する責任もあるのだなと転職以降強く感じています。フィードバックの中には、意見と感想が混ざっていると考えており、的をいた意見は取り入れ、感想は感想として分類する姿勢をもたなければ、実はそこまで意味のなかった感想に囚われてコトが進まなくなる危険性もあります。だからこそ、自分の仕事をより深く理解し、より高いレベルで説明できるようになることが非常に大事になってくると考えています。

2024年に向けて

来年は今まで以上に責任感が伴う瞬間が多くなるなと感じています。ただ、だからこそ面白い仕事が出来る可能性も高くなると思いますし、もがく瞬間も多くなるのだろうなとも思います。(最高です。)

転職以降、ありがたいことに部表彰を2度いただく機会があったので、次は事業部全体での表彰を勝ち取りたいと思います。(今年もノミネートはされたものの、取れなかったのが悔しい。)
表彰なんて、、タイプだったんですが、意外とめちゃくちゃ嬉しいんだなと気づきました。

プライベートでも、副業レベルで何かはじめられるように少しづつ仕掛けをしていきたいなと思います。やりたいことはあるのですが、あり過ぎて一旦絞りきることから始めたいと思います。考える時間は楽しいですが、考えてるだけやんと突っ込まれないようにします。

2023年もありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします。

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