【私の話】久しぶりに連絡が来た彼女は素敵な女性になっていた
私が出会った少女が、素敵な女性になっていた話。
『久しぶりの連絡』
私は、ラジオ配信をしていた時期があります。
「インターネット上で仲良くなっていく」という、初めての体験の中、ライバーの方やリスナーの方と一緒に、企画、雑談、弾き語り、ゲーム実況など、たくさんの経験をさせていただきました。
そして、久しぶりに当時、仲良かった彼女から、連絡があったのです。
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■発信からのコミュニティ
深夜パートを辞めて、船の仕事しながら、起業プログラム受け、潜水士の勉強をしていた頃、趣味でラジオ配信をしていた時期がありました。
主にジャンルは、弾き語りと雑談。
ライバーの方、リスナーの方との交流も多く、いろいろな事を学ばせていただいきました。
弾き語りでは、ギターの指導をしていただいたり、毎日ギターの練習を見守ってくださったり、雑談では、深い話を熱く語った夜もありました。
何より、自信がなかった私が配信を通して、インターネット上でのコミュニケーションを知り、たくさんの方に応援していただいた経験は、現在の私の土台になっております。
彼女との出会いも、ライバー同士の交流からでした。
■大人のような少女
私は、彼女の大人っぽい考えや言動に助けられる事もあり、ときどき見せる10代らしい言動が微笑ましく、誰かの為を思って行動できる彼女に憧れ、どんな女性になるのか成長を楽しみにしていたのです。
彼女はイラストを描くのが得意で、よく配信をしながらイラストを描いていました。
その彼女から、7時間近くかけて、私をイメージして描いたアイコンをもらった時は、うれしくて泣いてしまった事をよく覚えています。
■子供と大人の狭間
誰でも感じる、通る事になる、子供と大人の狭間。
私が子供の時、大人に対して、大人の対応をするような子供でした。
もちろん、子供らしい一面もあったのですが、挨拶や敬語、作法など、「礼儀正しい子」を演じていたのです。
そして、都合のいい時に大人扱いされ、都合のいい時に子供扱いされ、早く大人になりたかった。
彼女と私は違うけれど、当時の私の面影を感じる瞬間が何度かあったのです。
■純粋に応援したい気持ち
彼女が「イラストを売る」と決意した時、応援する気持ちで、購入した事がありました。
そのイラストは、配信を辞める最後の日まで、気に入って使っていました。
私が「いつかは海関係で独立したい」と、話した時、彼女は親身になって聞いて、すぐにSNSの表現の仕方や資料を送ってくれたのです。
私が今使用しているリットリンクは彼女から教えてもらい、今も使っています。
応援され、応援する。
相談し、相談され、私にとって彼女との関係は特別に感じておりました。
■思い出の彼女と今の彼女
私に余裕がなくなり、ラジオ配信を辞めてから、連絡を取らなくなっておりました。
「どうしているかな?」
あの時の懐かしさと、夢に進み出した私の余裕なさの中、ふと思い出す事も多かったのです。
そして最近、彼女から久しぶりの連絡が来たのです。
彼女は彼女なりに、前に進んでいました。
話ていて驚いた事は、話し方や考え方一つ一つが、少女から女性になっているようでした。
10代の成長はものすごく早い事を知ってはいたけれど、客観的に実感したのです。
当時の面影を少し残しつつ、彼女との会話は、やはり考えさせてくれる。
私自身の今の引っかかったモノを少しずつ解いてくれるような時間でした。
「20歳になったら、一緒にお酒を飲もうね」
あの時、なんとなく話した約束の日が近付いている。
もっと先の事だと思っていたのに、出会ってからこんなに年月が経っていました。
そして、今もこうして、連絡が取れる事をうれしくて堪らないのです。
■最後に
年齢を重ねるにつれて、会わなくなってくる人も増えていきます。
年齢を重ねるにつれて、関わる人も変わっていきます。
ふと思い出す「記憶の中の誰か」を思い出す時、今の自分にとって、何かのヒントだったり、虫の知らせみたいなものがあるのかもしれません。
彼女との約束の日は、まだ明確に決まっておりません。
この「いつか」を、楽しみの一つにしています。
Nagiko
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