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エネミーメイトという誤謬

ツインソウルやソウルメイト、ツインフレームという、魂の関係性を表現する言葉に「エネミーメイト」なんてのもできたそうです。
エネミーメイトとは、過去世で敵のような関係だった人が今世でも足を引っ張る存在として登場してくる人のことらしく。

「何だかなぁ」と思ってしまうのはkinaだけなんでしょうか?

ソウルメイトの中には、あえて敵として人生に登場して、その人の魂の成長を促す存在がいます。
また、前世で相手または相手が愛する人に故無く生命を奪うような真似をしたら…そのことをどこかで覚えているとしたら、何となく邪魔をしたくなるのは当たり前な感情なわけで。
むしろ「それでも前世で自分がやらかしたことに比べてまだマシ」ということだってあるわけでして。
そんな人を「エネミーメイト」と名付けて忌避するのは間違っているように思うんですよ。
その行為に納得はいかないとしても前者には感謝を、後者には謝罪の気持ちを伝えた方が良いと思うんです…直接ではなくても。

実際、関係の悪い人の前世を知ったり、相手が自分を成長させるためにあえてそういう役割を選んできたことを知っただけでも、関係が改善していく人もいます。
「エネミーメイト」と名前をつけることで、相手の前世と和解し合えるチャンスを失うのは残念な気がします。

カルマとか生まれ変わりとか人の手の及ばない分野の采配は、人間の思考では及びもつかない整合性が取れている場合もあるので、出会いの良し悪しを考えるのではなく、心からの感謝は難しくても、どんな出会いも自分の成長に変えていけるような人間でありたいものです。


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