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【日ハム】吉田輝星のトレードについて

11月某日にオリックスとファイターズのトレードが成立しましたね。
ファイターズは吉田投手、オリックスは黒木投手。
ファイターズは近年ドラ1投手のトレードはありませんでしたが、ここにきて若手の注目株が移籍となりました。
それにより、様々な意見がネット上に漂っています。
なので今回は自分の思うところを書いていこうと思います。

驚き方の違い

まず、感じたのは吉田を”トレードに出したことへの驚きの違い”です。
世間様の中には、
「ドラ1なのにもったいない」
「まだ若いんだからもったいない」
「去年そこそこ出来ていたから、吉田でなくともよかった」など。
惜しむ声がある一方で、
<ドラフト○位はプロへの入り方の違いでしかないこと>
<若いうちに手を打たなければ本人が困ること>
<去年からの要素を排除したのは、彼本人だということ>など。
上記のように考えている方々もいらっしゃいました。

私としては結局プロに入ったら全員が横一線だと思っています。
ただ、”注目度”が違うという話。
また、若いのにっていうのはこちら側の都合かなと思います。
若さは武器でもあるので本人の為を考えるなら今のうちかなと。
もし来年、再来年ファイターズに在籍したとしても現状なら、
活躍する見込みが薄かったのはよく見ているファンだと理解できるはずです。
ファイターズは先発もそこそこ頭数が揃っている(ケガ等なければ問題ない)し、
1軍の中継ぎ、勝ちパターン争いに食い込めるかと聞かれると正直厳しいと思いました。
あと、敗戦処理としても別に試したい投手はいるので、もう個人的にはしょうがないのかなと。
最後にここが一番問題かなと思うのですが、
去年出来ていたものを本人都合で変えてしまったんですね。
リリーフ型だったものを先発型にしたため、出力不足に陥りました。
結果成績が下落、1軍に帯同することもできませんでしたよね。
なので、個人的に
”トレードに驚いたのであって、人選としてはある程度納得していた”といった感じです。

陰謀論まで出てくる始末

X(旧Twitter)やこのnoteにも書かれていたりするのですが、
やれ吉村さんがGMをやっていた時代の清算だとか迷走だとか。
高卒とはいえ既にプロで5年やってきているにも関わらず、切るのが早い、異例だとか。
面白い人たちだなと感じましたね。
1軍での成績が芳しくないのに加え2軍でもパッとせず。
質の追求はいいことだと思ったのですが、結果が2年目以降ほぼ変わらない。
個人能力を見ても、何か目覚ましいものがあったかと言われればNo。
起用方法として先発では厳しいから、まずはの中継ぎで活路を見出そうとした球団の思惑をたった1年で不意にするなど。
いろいろ要因はあると思います。
ただただ想像されるような球団側の抽象的理由より、数字として出ている具体的なプロ成績でわかる気がします。
球団側は手を尽くしたと思いますし、ファイターズでは成長できなかったということです。
これは他の方も言ってますが、先発へのこだわりが強すぎたのではないかと。
これは皮肉になるかもしれませんが、彼が教えを乞うた則本が来季より抑えだそうで。
これで結果が出ると教え方云々が取り払われ吉田本人が原因だったことがわかりそうですね。

結局最後は本人次第

他球団を詳しくは知りませんが、ファイターズ2軍は多分超個人主義です。
なので常に自己プロデュースですし、考えて行動しないとどんどん負けていきます。
新人は現在の力量のみで1シーズンを駆け抜けますし、コーチからどんどん指示されるということもありません。
こういうプロだなって環境に合わなかったのかどうかは今後の彼次第なので来季に期待ですかね。

以上!

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