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発達障がいは、病名ではありません

発達障がいという言葉を聞いたことある人も最近は、多いと思います。


発達障がいとは

発達障がいは、複数の障害を一つのカテゴリーにまとめた総称で診断名ではありません。

自閉症スペクトラム、ADHD、LD、発達性強調運動障害(DCD)の総称

日本では「発達障害」という言葉が定着していますが、米国精神医学会が発行している「精神障害の診断と統計マニュアル」(DSM-5)では、
「神経発達症/神経発達障害(Neurodevelopmental Disorders)」に分類されています。
DSM-5は、日本においても精神疾患・精神障害を診断する際のマニュアルとして用いられています。
「神経発達症/神経発達障害」と言われるように発達障害は「しつけの結果」や「本人の努力不足」が原因なのではなく、神経の発達状況に起因する脳機能障害のこと。

親のしつけによるものでは、ありません

生まれつきの脳機能障害が原因であり
愛情のかけ方や
育て方など生育環境が
原因となったものは、ふくめません
「しつけの結果」や「本人の努力不足」が原因でもありません。

ひとりひとりだれもが持つ特性

「見えない」からこそわかってもらうのが、むずかしい。
個性にしてはちょっとしんどい。
障害とするのも抵抗ある(本人も親もふくめて)。
わたし自身も苦手なことあるよ。
できないこともいっぱいある。
子どもに助けてもらうことも
見知らぬ通りすがりの人に助けてもらったこともある。
でもね…ひとりでなんでもできて、暮らせる人はいないと思います。
ちょっとずつ助け合う
やさしい世界になれれば、いいな。
ちょっとずつ譲り合うと
みんなが過ごしやすい社会になれると思います。

得意なトコロと苦手なトコロの差がある

得意・不得意の程度があるのです。
文系のわたしは算数が苦手です。でも、日常生活には問題がありません。
計算が苦手でもスマホの計算機能を使えばなんに問題もありません。
経理で働いていたこともありますが、計算機を扱えれば大丈夫です。
苦手なものは道具を使ったり周りの人に聞いていました。コミュニケーションをとれればこなせます。

でも…発達凸凹ちゃんはその程度が大きく毎日を暮らすには、しんどさや生きづらさがある。
できることと
できないことのバランスをとるのもむずかしい。

発達の凸凹による困りごとは、幼稚園や小学校などの集団行動が始まるころから多くなると言われています。
お子さまの行動の理由がわからず、
つい怒ってしまったり
悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。

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