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凪司工房の本棚

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凪司工房が発表した作品をまとめておく本棚となっています。こちらから各サイトに掲載されている作品にリンクされています。
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#切ない

小説「月の声が見えなくて」

【あらすじ】 冴木吾朗の妻・瑠那は目が見えないハープ奏者だ。彼女は最近よく「月が聞こえる」と言うが、吾朗にはそれが理解できない。演奏会が近づき、徐々に二人は険悪となり、遂には家に戻ってこなくなった。 これはある夫婦の、お互いを理解しようとする気持ちのすれ違いと愛を描いたヒューマンドラマ。 【備考】 ・本作はエブリスタ超・妄想コンテスト「静けさの中で」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:8000字 バージョン:v1.1.0

小説「鎮火」

【あらすじ】 琴海には年に一日だけ、家族に内緒で出会っている男性がいた。共に家族を持ち、琴海には娘もいた。その中学生の娘が、二人の関係に感づいたようで、琴海はこの関係を終わりにした方がいいと伝えるが。 これは十年という間、不思議な関係を続けた家庭もある男女の、その関係の終わりを描いた短編である。 【備考】 ・本作は超・妄想コンテスト「特別な一日」応募作です。 ・コンテスト期間終了後、非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:8000字 バージョン:v1.1.0 公

小説「さよなら魔璃亜」

【あらすじ】 大人気バーチャルアイドル「魔璃亜」はある日突然引退を発表した。 その“中の人”である成田ツムギは自分が魔璃亜となり、それから引退を決意するまでのことを振り返る。 声優を目指していた彼女が気になっていた事務所の先輩がいた。その針元泰之は、けれど声優を辞めた。 久しぶりに出会った彼はツムギにこんな声を掛ける。「バーチャルアイドルって知ってる?」 【備考】 ・本作は超・妄想コンテスト「あなたと離れた理由」応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があり

小説「私たちの残り火〜アラフィフの私に火をつけたのはかつてネットで疑似恋愛をしていた青年でした」

【あらすじ】 主婦の浅野海月は友人に誘われたキャンドル教室で、鳥井祐二と出会う。しかし彼はかつて海月が娘の名を使ってネット上で恋愛をしていた相手だった。こうして運命の再会をきっかけとしたかつての恋愛の残り火が、再びくすぶり始めるのであった。 【備考】 ・本作は「私たちの残り火」に加筆・修正した作品です。 ・本作は双葉社女性向けマンガ原作賞応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に作品が非公開になる場合があります。 【データ】 総文字数:約155000字 バージョン:v1.2

小説「君と私の恋愛教室〜女性アレルギィの恋愛小説家と恋を知らない女性たち〜」

【あらすじ】 見た目はあまり冴えない男・原田貴明は、実は巷で大人気の恋愛小説家「結城貴司」の中の人だった。原田は女性に触れられると失神してしまうという女性アレルギィ体質だったが、そんな彼に恋愛を教えて欲しいと迫る女性が現れる。こうして彼と、彼を取り巻く女性たちを巡る「恋愛教室」が始まった。 【備考】 ・本作は「君と私の恋愛教室」の加筆・修正版です。 ・本作はナツイチ小説大賞応募作品です。 ・作品はコンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 総文字数:約

小説「私の隣はいつも空席」

【あらすじ】 大学生の坂見悠乃はいつも自分の右側の席に誰も座らないという不思議を体験していた。 ある日、彼女の隣に老紳士が座る。それは偶然ではなく、明らかに彼女に用事があったのだ。 その紳士から明かされた秘密に、彼女は自分の遠い記憶と再会することになる。 これは日常の不思議から思わぬ展開へと至る、ささやかで切ないミステリ。 【備考】 ・本作はエブリスタの超・妄想コンテスト「あの日の約束」に応募しています。 ・コンテスト期間終了後、作品が非公開になる場合があります。 ・本作は