【アカ分析】インスタ「昼」or「夜」どちらに投稿するべきか
インスタグラム運用で意外と重要な「投稿時間」。
一般的に投稿時間はアクティブユーザーが多い「夜の方が良い」とも言われますよね。
というのも、夜の寝る前や帰宅時間は単純にスマホをみている人が多く、ログインしているアクティブユーザー数が多いという理由からです。
ただ何となくの理由で夜投稿にしても、みんなその時間を狙っているため競合が多くなります。
もし「投稿時間」に関して悩んでいる方は今回の内容を参考にしてみてください。
「昼」投稿と「夜」投稿、どちらが伸びるのか
結論から言います。
伸びるやつは伸びるし、伸びないやつは伸びない。
元も子もないですが、これが今まで検証してきた結果です。
投稿時間のあくまで「better」の要素が大きく、「best」がありません。
これはアイキャッチ、コンテンツ内容が露出にとても強く関わっているためです。
では、その「better」をアカウント分析から紐解いていきましょう。
投稿時間の見極め方
■ペルソナの活動時間を予測する
見てもらいたいユーザー層は”投稿時間に何をしているのか”を想像してみてください。
例えば男子大学生をターゲットとする場合、夜はバイトをしている可能性が高く、もしかしたら日中の方がスマホを自由にいじれる時間が豊富にあるのかもしれません。
20代のOLであれば、それこそ夜の寝る前に集中してアクセスすることが予測できます。
そうしたペルソナ像の「SNSを閲覧する時間」に投稿を嵌め込み、検証を行います。
■コンテンツの内容から予測する
投稿コンテンツの型として「フィーリング」と「シェアリング」の2種で分類しています。
フィーリング型=共感する
シェアリング型=共有する
例えば「断捨離できない人の特徴」や「浪費家をやめる方法」など、共通の悩みや課題など、個に向けてのコンテンツは、一人での消費に適していると言えます。つまりゆっくりとSNSを閲覧できる、夜時間帯の方が良いです。
対照的に「冬のおすすめマフラー5選」や「一人暮らしでも買いやすいペット」など、事実をまとめたコンテンツは人と共有しやすい昼時間の方がbetterです。
拡散性が強くないインスタグラムを、直接会話の種にすることが一つの肝だと考えています。
「このマフラーよくない?」「このペットかわいくない?」
隣にいる人に見ているSNSの内容を教えてしまうことってありますよね?
これは夜の一人時間ではできない特徴です。
投稿時間の使い分けまとめ
【ペルソナによる使い分け】
🌕夜
-夜の方が時間に余裕がある
-一人でいる可能性が高い
🌞昼
-日中の方が時間に余裕がある
-周りに人がいる可能性が高い
【コンテンツによる使い分け】
🌕夜(フィーリング)
-悩みや課題がある個に向けてのコンテンツ
-一人でジンと共感したくなる
🌞昼(シェアリング)
-事実をまとめたコンテンツ
-隣にいる人に話したくなる
インスタメディアの投稿を「夜」から「昼」に変えた結果
僕がディレクションを行う、インスタアカウントのターゲット層は18~24歳メンズをコアとしています。コンテンツ内容はファッション&ライフスタイルアイテムをキュレートする「シェアリング型」です。
元々はより多くの人に届けようと夜の21時に投稿を行っていました。
というも実際にインサイト上でフォロワーのアクティブ率は21時〜が最も高い値となっていたからです。(今まで色んな垢の中身を見させてもらいましたが、ほとんどが夜に高い傾向にあります)。
視聴者アンケートから当メディアのフォロワーには大学生が比較的多く存在していたことが明らかになりました。
そのため先述の活動時間(仮定)に嵌め込み、11月中旬より「夜投稿」をやめ「昼投稿」へシフト。
結果的に、1年間のユーザーリーチ数上位には「昼」のコンテンツが半数近くを占める形となりました(黄色枠)。
検証的に昼投稿にしてみたものの、予想以上の反響を獲得し、新規のフォロワー増加に成功しました。そしてフォロワー層の割合に変化がないことが一番のポイントです(年代のバラつきや男女比が大きく変動したら注意)。
本質は中身に
はじめに記した通り、実際夜でも昼でも伸びない投稿は伸びないです。
実際はコンテンツ及びアイキャッチにより強い効果が働きます。
ただ昼or夜投稿は一つの検証として成功すれば、リーチ数へ影響することは確かです。
ちなみに現在メディアでは昼にフィード投稿、夜にその投稿をストーリーシェアをして見逃し配信的な役割も行うなど工夫を行っています。
運用は一筋縄ではいきませんが、一つ投稿時間を見直してみてははいかがでしょうか?
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