彼との平成最後の夏
私と彼は12歳違うから、私は昭和生まれで、彼は平成生まれだ。
私にとって元号が変わることは、一度経験しているから、それはいつかやってくるものという感じがしていた。
でも、彼にとっては初めてのこと。
いや、別にだからといって「元号かわるね!どうする?!」みたいな変なテンションの上がり方をしているわけではなくて、時間が淡々と流れているだけだけど。
平成が終わる。
それがもう決まっていて、じわじわと近づいてきているからなんだか感慨深い感じがするのだ。
彼にとって、平成最後の夏を特別なものにしたい。
またやってくるだろうその時に「あの時はこうだったね」と思い出を語れる夏にしたい。
梅雨は明けたけど、夏はこれから。
私と彼の平成最後の夏はこれからやってくる。
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