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言霊(ことだま)

言葉ってとても大切

とくに、大事なポジションになればなるほど、
その言葉の重みは重要

先日、150周年を迎えた小学校で、
元卒業生で現在地域の区長を務めている方が
話をした式辞がどうも引っかかった

小学生の子たちに投げかけた言葉を要約すると、
「あなたたちは恵まれている。
 世界では不自由な暮らしをしている子供たちが多い
 それに比べたら幸せだということを認識しなさい」

海外ボランティアに行った大学だった当時を思い出してしまった。
確かに、その時はそう思った
大学生が語る分にはいいかもしれないが、
それでも、その言葉を小学生に投げかけるとは少し違う気がした

したを見て生きろといっているようなもの
現状維持の考えを具現化したようなその人の考えが現れていた

子どもたちには自由であってほしい
上とか下とかは考えなくていい
もっと夢を持たせてほしい

だから、もっと違う言い方があったはず
なぜ、不満は言っちゃいけないよというような
マイナス的な話しかできなかったのだろうか

人の話す言葉はその人の考えがにじみ出る

どのような考えをしているのか
それは政治家とかを見ても同じことがいえる

普段どのようなことを考えているのか
どんなに取り繕ってもどこかで出てくるものだ

きっと自分の話も
自分の考えがにじみ出ているんだろうな

素敵な言葉が出るように
日々の生活を過していきたい


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