見出し画像

ダイトカイトウキョウ

最近の私はネガティブな言葉を連ねることが得意になってしまっている。

・自分の価値が分からない(そもそも生きる上で価値などないのだが)
・純粋に楽しいと思えない
・常に莫大な理由のない不安を抱えていて自分で自分の首を絞めてしまう
・自分の将来が見えない

繊細な弱者はある程度バカになることが得意な強者には敵わない
(バカになることはいい事、決してけなしてはない)

今思えば幼少期から親や友達、他人の評価を気にしていた気がするし周りからの評価で自分の自信をなんとか保とうとしていた

親には獣医になりたいと嘘をついていたし親はそれを喜んでくれていた
それが嬉しかった

大人数が苦手

サシだとその相手の正解を見つけることはやりやすいし自分の感情を少し出して見ても様子が伺える

それが大人数になってしまうとたくさんの正解があってその中で自分を出すことができないしどの正解に合わせればいいのかわからなくなるのだ

そう、かなり不恰好でカッコつけしいなのだ

嫌われるのが怖い

今の世の中は個性や多様性にフォーカスし始めていて。
ただ、それを受け入れる耐性はまだないように感じる
その矛盾が心地悪い

自分の感情の矛盾は嫌いじゃないのに

20代だからなのか世の中への訳のわからない苛立ちがひどい

そこにまた自分の格好の悪さが際立ってより腹が立つ

学生時代とは違って”社会”や”世の中”といった大きな渦に完全に飲み込まれてしまっている

現実と理想のギャップの中で常に明日や数年先を見なくては行けない気がする

ビジョンとやらを形成してそれを語源化して他人に伝えてさらにそれに伴った行動ができていないと何かに押しつぶされそうになる

大人になるってこういうことなのか?
社会って、世の中って、、、
東京って。

渋谷を歩く私は自信がなくて猫背になる
それに気づいてbpmが早くて強いヒップホップを聴きながら背筋を正し、強いフリをして歩かなくてはやっていけない

誰もそうしろとは言ってない

この街は生きづらい
この世の中は居心地が悪い
この社会は何かがおかしい

生きているのに生きている心地がしない
思い切って息を吸えない
ふと涙が流れてしまった時に私はこの世の中に存在していることを少しだけ感じることができる

「とりあえず渋谷集合で。」

この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,534件

#ライターの仕事

7,398件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?