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【本】風の谷のあの人と結婚する方法/著:須藤元気

今回は須藤元気氏の著書『風の谷のあの人と結婚する方法』を紹介します。

本書は、ライターの森沢氏の質問に答える対話形式になっていて、幸福や成功に関する須藤元気哲学をユニークに語ってる本になります。人間関係や人生に迷っている人にヒントをくれる一冊です。

須藤元気氏は、人気格闘家として日本の格闘技ブームに貢献し、引退後はダンスパフォーマンス集団「WORLD ORDER」としてブレイク、さらに参議院議員に当選し政治家としても活動をされた方です。

私は本書を高校生の時に購入して、カバンに入れて通学の電車で毎日読んでいました。当時から須藤元気氏の大ファンで、入場パフォーマンスの動画や試合のDVDを毎日見てました。

最近、読み返したらやはり面白く、私にとって人生に迷ったときにいつも勇気をくれる本です。


本書を好きな理由

理屈じゃなくて好き。ムリして言語するなら、論理とスピリチュアルの絶妙な配分とでも言いましょうかね。本書の哲学って他のビジネス書とか自己啓発系の本を読んでいても通じるものが多いんですよね。

私の本書の使い方は、しんどい時に読むとヒントをもらえる本、安心できる本です。僕の価値観もかなり本書の影響を受けています。

例えば、人間関係において、他人はコントロールできないので、変えるのはあくまで自分、自分の発する周波数をチューニングしていくという話が合ります。

これは、引き寄せの法則とか7つの習慣の影響の輪の話に通じます。私のバイブルです。

人生で3回買った本

私は引っ越しするたびにその土地で買っています。悩んだときに、不思議と手に取ってしまう本なんです。

昨年、仕事の人間関係で悩んで寝られなくなっていた時に、掃除をしていたら本棚から本書が落ちてきました。

読み返すと、周波数の話がヒントになり、新しい道に進む決意につながりました。シンクロニシティですね。この選択が正解かは今後の私次第だと思いますが、あのまま現状維持していたら心が壊れたと思います。

本書に出会えて感謝しています。

須藤元気氏のSNS

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インスタグラム


余談

須藤元気氏の名前の由来は、漫画「がんばれ元気」です。

私は須藤元気氏の他の本も読んでいます。「神様はテーブルクロス」、「キャッチャーインザオクタゴン」、「幸福論」など、どれも素晴らしいんですが本書が一番好きです。

好きな入場は、2002年にテコンドー選手と闘ったときに、映画『狂気の桜』で共演していた窪塚洋介さんと一緒に入場してくるのがかっこいいです。また、バター・ビーン戦のメジャーリーガー入場も最高ですね。

好きな試合はたくさんあります。K-1なら魔裟斗選手・アルバート・クラウスとの試合、総合格闘技だとHERO'Sの試合が好きで、高谷裕之選手との試合で三角締めを決めたのか胸が熱くなりました。

私は高校で少林寺拳法部を引退してから、須藤元気氏のような格闘家になりたくて、工場でアルバイトしてお金を貯めて、神奈川県の総合格闘技のジムで練習していました。一人でサンドバックを殴るときにバックハンドブローを何度も練習していました。

須藤元気氏の解説も好きで、格闘技のDREAMの解説などもされてました。青木真也選手がディビッド・ガードナー選手と戦った試合の解説でデビット選手が「ハロージャパン」といった瞬間にリアネイキッドチョークで一本負けする試合があるんですけど、その時に解説の須藤氏が「グッバイジャパンですね!」って叫んでてツッコミが面白かったです。

仮面ライダーに出てたりとか、実は歌も出していたりとか、本当に多彩な人っていう印象です。

近年はスピリチュアルなこと言わなくなぁと思っていたら、高谷裕之氏とYouTubeで対談した際にその理由を話していました。スプーン曲げのユリ・ゲラーから「君は政治界になるから、スピリチュアルな話をしないこと」とアドバイスをもらって言わなくなったそうです。

ご高覧ありがとうございます!