【本】10代にしておきたい17のこと/本田健
10代は、あらゆる可能性に満ちている夢の時代。
『17のこと』シリーズを10代~60代まで読んでエクセルにまとめました!今回は10代です。モヤモヤして悩める10代の少しでもヒントになれば幸いです。20代以降の方は、何個できていたか振り返りにご利用ください。
10代にしておきたい17のこと
人生に正解はないと知る
社会のしくみを観察する
世間の常識と親の言うことを一度は疑ってみる
幸せで素敵な大人に出会う
10代の頃の両親をイメージする
好き嫌いをはっきりさせる
将来、何で食べていくかを考えておく
「思考と感情」が人生を動かしていると知る
何を学ぶかを考える
初めての「旅」に出る
一生つきあえる親友を見つける
恋をする
外国語を習う
一生を左右する本や映画と出会う
お金とビジネスについて学ぶ
運命について考える
夢を生きる
何個できていた?
できていたのは、6/17(35.3%)でした。
皆様はいかがですか??
・「将来、何で食べていくかを考えておく」:19歳の時にスポーツトレーナーを目指す
・「何を学ぶかを考える」:スポーツトレーナーになるために勉強を始める
・「初めての旅に出る」:17歳でカナダへ3週間行く
・「恋をする」:中学校でテニス部の子に片思い
・「一生を左右する本や映画と出会う」:須藤元気氏の著書「風の谷のあの人と結婚する方法」と高校生で出会い、今でもたまに読み返す
・「夢を生きる」:高校生の時に格闘家を目指して総合格闘技のジムへ通う
印象に残ったこと
できていなかったことの中で、印象に残った3個を取り上げます。
・「人生に正解はないと知る」
これは10代で知っておくと心に余裕ができるので良いと感じました。10代は多くの時間を学校が占めるため、そこで出会う先生や先輩や同級生の影響を大きく受けます。例えば、「偏差値の高い大学に入学して、大企業を目指すことが幸せ」という価値観にとらわれた人は大学受験に落ちたり、レールから外れたときに大きく苦しむことが予想できます。
本を読んだり、歳の離れた人と話したり、様々な生き方があることを知っておくと、心が少し軽くなるかなと。
・「一生つきあえる親友を見つける」
10代の頃、私は中二病でした。「俺は群れずに生きていくんだ!」と本気で考えてた時期がありました。しかし、仲間や友人はかけがいのないものだと今は思います。一生の親友は言葉が重いですが、信頼できる人が多いほうが人生は豊かになると思います。もちろん、人間には相性がありますし、人に平気で迷惑をかけるようなヤバイ人とは関わらないほうが良いと思います。
・「夢を生きる」
今日が一番若い日で、時間は有限です。自分の叶えたいことに挑戦するなら早いほど良いと考えています。失敗しても挑戦すれば後悔しにくいですから。10代の失敗を20代の成功へ活かせばいいんです。
感想
高校生~20代前半ぐらいの方が読むとより共感しやすいかなと。10代の悩んだりモヤモヤしている時に、17の視点で自己分析できたら心が少し軽くなりそうです。今の私にできることは、本書で得た知見を悩める10代のために活用することだと思います。
余談ですが、10代だと小学生も含まれるので、「なるほど!お金とビジネスについて学ぶぞ!社会のしくみを観察するぞ!」と本書を読んで覚醒したスーパー小学生とかいるんですかね。