「妊娠」のちょっと厳しい現実
こんにちは♪ナガユキです(≧∇≦)/
いきなりのご報告で申し訳ないのですが、お腹に新しい命を授かりました☆
ただいま妊娠3ヶ月です。赤ちゃんの心拍は確認できてます。
母子手帳も交付していただけました♪
ここまで読んでくださった方の反応は3つに分かれると思うんですね。
①おめでとー♪
②安定期になるまで報告しないでー!
③へー。(興味なし)
この3つですが、いかがでしょうか?
②の皆さん、ご不快な思いをさせてしまって本当に申し訳ありません。
私も②の方のお気持ち、実はとてもよくわかります。
私自身、最初の妊娠が稽留流産という悲しい経験をしていますので(^_^;)
*稽留流産:妊娠したものの、赤ちゃんが育たない、もしくは亡くなってしまったまま妊娠が継続している状態。主な原因は胎児の染色体異常。そのままにしておくと、いずれ進行流産(いわゆる流産)となる。
胎児側に問題があるため治療はできず、進行流産に進むと母体に危険を伴うことから子宮内容除去術をおこなう。
実は統計上、流産を経験されている女性はとても多いんですよ。
流産の確率は15%程度と言われ、100人の妊婦さんがいたら12~20人くらいの人が流産してしまいます。
↑http://www.ikujizubari.com/miscarriage/miscarriage.html
この流産のほとんどが妊娠初期に起こります。
赤ちゃんの心拍が確認されれば、その後の妊娠継続は95%といわれています。
つまり。
赤ちゃんの心拍が確認できた後でも、5%もの妊婦さんが悲しい経験をしているという現実があるのです。
だから、安定期に入るまでは妊娠の報告は避けるべきという、暗黙の了解みたいなのがあるんだと思うんですね。
それは仕方のないことだと思います。
ただ・・・ただですよ?
じゃあ、悲しい思いをした女性は、一人で悲しむべきなんでしょうか?
子どもがこーんなにたくさん生まれているということは、その陰で悲しい思いを経験した女性もたくさんいる、ということです。
それなのに、この現実があまり知られていないのは、一人で(もしくは本当に身近な一部の人とだけ)悲しんでいる方が多いからではないでしょうか。
わたしは「悲しい思いをした人が、遠慮なく悲しみを打ち明けられる社会になればいいな」と思っています。
まず打ち明けないと、同じ悲しい思いをした人どうしが悲しみを共有することすらできませんから。
とはいえ、いきなり社会全体は無理でしょう。
遠慮なく悲しみを打ち明けたり、共有したりできる場所を少しずつ作っていく、そして増やしていく必要があると思います。
私は「まず自分が打ち明けることで、自分が誰かのそういう場所になれれば」と思って公開することにしました♪
わたしに宿ってくれた、小さな小さな命。
もしかしたら、次の診察のときには心拍が止まっているかもしれません。
統計上、現時点でその確率は5%。
それでも、わたしはこの命が愛おしくてたまりません。
もし短い間のお付き合いになるとしても・・・
いえ、短い間のお付き合いになってしまうかもしれないからこそ、
わたしや家族の笑顔をいっぱい伝えて、幸せな気持ちをいっぱいそそいで、
「ここに宿ってよかった」と感じてもらいたいと思います。
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