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惰性でも

書くネタを思いついていたはずなのに、全く思い出せなくなってしまった。
西尾維新だか、多分西尾維新なのだけれど、彼が言っていた「忘れたネタはいいネタじゃなかった」みたいな話(本当にこのぐらいのかすかな記憶で物を書いています)を信じるなら、悪いネタなのだろう。
結構いい線いってた気がしたんだけどな、と思いながらとりあえず起き上がった。最近は寝覚めもまあまあ良い。

ネタと言えば、ある程度文章を書いていると次第に底尽きるものである。
インプットとアウトプットのバランスが大事だと言われるけれども、常にそれを目標にして書き続けるわけにもいかない。
確か(これもうろ覚え)インプットとアウトプットの割合が7:3になればいいんだっけ? と思いつつ、実際は3:7になっている気がしてならない。
そんなつもりはないんだけどな、と思うがおそらくそうなっている。本は読むことが少なくなったし、映画やアニメは本当に気まぐれに観る程度だ。習慣的になっていない。けれど文章を書くことについては、きちんと習慣化されてしまっている。
そりゃネタも尽きますよ、と思いながら今回もほぼ惰性のような、書けるから書くか……ぐらいのテンションで書いている。

書くこと以外に何か習慣になっているかな、と思ったら格闘ゲームのことが浮かんだ。
最近はずっと格闘ゲームをしている。しているというか、そのゲームしかしていないレベルでこの2ヶ月を過ごしていた。
おかげで知人らから上手くなったとお墨付きをもらいながら、喜んだり、時にうまく試合に勝てなくて悔しくなったりしている。
格闘ゲームは楽しい。負ける理由も勝つ理由も自分に起因していて、その原因はたいてい努力によって救われる。まだまだ下手くそだけど、着実に進んている実感が良い。

そうだ。格闘ゲームのことを書きたかったんだ。
でもそれを書くには、少しまとまった時間が欲しいのでまた今度書くことにする。のびのびと長文を書くのも楽しい。やはり文章は楽しい。
惰性で書いている、なんて書いたが結局は私の体のいい暇つぶし、楽しめる娯楽が執筆なのだと感じた。全身全霊で楽しい! なんて感じなくても人はじわじわ楽しめているんだな。


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